ウェブサーバ上で実行されるソフトウェアのセキュリティ脆弱性を悪用して感染を拡大する新種のワームが、Linuxシステムへの攻撃を試みていると、米国時間7日に複数のウイルス対策企業が警告を発した。 ウイルス対策企業McAfeeによると、このワームは、特定の環境下で脆弱なスクリプトをホストするウェブサーバに侵入して感染を拡大しているという。McAfeeはこのワームを「Lupper」と呼んでいる。 Lupperはあらゆるウェブサーバに攻撃を仕掛け、脆弱性のあるサーバを見つけると、自身の複製をマシンにインストールして実行するとMcAfeeは説明している。 攻撃者は、感染したサーバに設けられたバックドアを利用して、システムをリモートから操作する。感染したサーバはネットワーク化され、他のマシンに攻撃を仕掛けるなどの用途に利用されると、McAfeeは述べている。 Symantecによると、このワームが悪用
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