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2011年7月17日のブックマーク (2件)

  • エヌ氏恐怖症

    エヌ氏は偉大な作家だった。主に短篇で、生涯に10000以上の作品を書き、その作品は広く愛読されていた。彼の名前を知らぬ人等この国には存在しなかった。 一方、いろいろな問題から、著作権が厳格に適用される時代になってきていた。作品の複製だけでなく、アイディアの類似したものでさえ、違法とされていた。もし法律に反すると、多大な罰金が課せられるようになっていた。 このことは、出版の世界で非常に問題になっていた。まず、出版社に入社すると、エヌ氏の作品を読むことを強要された。研修の半分はエヌ氏の作品熟読にあてられた。それから、作家志望の青年などが出版社に来ると、まずは「エヌ氏の作品は読んでますか」と聞かれた。もし「いいえ」と答えると、「では、まず、エヌ氏の作品を読んでから来てください。類似した作品があると大変ですから」と返され、作品は読まずに捨てられるのだった。それでも、いろんな人が一生懸命に努力したお

    エヌ氏恐怖症
  • 出崎演出、『ウテナ』幾原演出、新房演出について - akita_kiaの日記

    id:mattuneさん、『ウテナ』とシャフト・新房演出の関係について、コメントとトラバありがとうございます。特にコメントは、当ブログを開設してから記念すべき初となります(笑)。返信は長くなりそうですので、単独記事とさせていただきます。 akita_kiaの日記 - 2009年ワースト・アニメ へのmattuneさんのコメント少女革命ウテナで、シャフトが下請けローテに入っていることも見逃せないと思います。特に武内宣之さんがコンテを担当する場合は特に。ただ、「ウテナ」・「新房シャフト作品」で行われていることは基的には「出崎統」を源流にしており、出崎統まで遡らずにウテナの劣化コピーというのは早計かな、と。幾原邦彦のグレンラガンについての言を借りれば「過去作品の記憶を相当な密度でガジェット化している」ということだと思います。(http://plaza.bunka.go.jp/festival/

    mosshm
    mosshm 2011/07/17