「女子中学生が着たい水着」をコンセプトに、静岡市葵区の静岡大付属静岡中3年の藤田アレンさん(14)と山脇真奈さん(14)が、東京・墨田区の水着メーカー「フットマーク」(三瓶芳社長)と共同開発したスクール水着が完成した。1日、同社で披露発表会が開かれ、2人が学生ならではのデザインや機能性のこだわりを紹介した。 共同開発のきっかけは、昨年2月の企業見学。2人のものづくりに対する関心の高さや、自分の意見をはっきり言う姿に驚いた三瓶社長らが提案した。5月から全校生徒400人にアンケートを取るなどしてコンセプトやそれぞれのデザインを練った。試作品の改良、社内向けのプレゼンテーションなども経験した。 完成した水着は2種類とも上下で構成するセパレート型で、2色展開。2歳から水泳をやっているという藤田さんが考案した水着は、肩ひもを2本にし、蛍光色を採用した。胸に金色で自分のイニシャルを入れられる。水泳