長良川鉄道・美濃太田駅のホームに17日、ライトノベル「のうりん」の「顔出しパネル」が設置された。作者で多治見市出身の白鳥士郎さん(31)も除幕式に出席し、パネルから顔を出して記念写真に納まった。 設置したのは、沿線の自治体、市民、企業でつくる「長鉄沿線応援団NGT2」(事務局=まちづくりNPOぶうめらん)で、今後、設置駅を増やしていくという。 「のうりん」は、いわゆる“アキバ系”の軽いタッチの小説で、県立加茂農林高校をモデルにした「田茂農林高校」が舞台。主人公の畑耕作が木下林檎らとラブコメディーを展開する。4巻が出版され、計20万部を超すヒット作になっている。近く第5巻が発売される。挿絵も人気で、パネルには畑と木下のイラストが描かれ、すきを担いだ畑になって記念撮影ができる。 除幕式には、同NPOの北村隆幸代表、同鉄道の坂本桂二専務らが出席。さっそく顔出しをした白鳥さんは「素晴らしいものを作
94〜95年にテレビアニメ化された人気マンガ「赤ずきんチャチャ」の連載が12年ぶりに復活することが26日発売のマンガ誌「Cookie」(集英社)7月号で発表された。6月26日発売の同誌8月号から「赤ずきんチャチャN」というタイトルで連載がスタートし、物語の舞台は東京になる予定。 「赤ずきんチャチャ」は92〜00年に「りぼん」(同)で連載された彩花みんさんのマンガ。魔法の国のうらら学園を舞台に、赤いずきんをかぶった見習い魔法使いの少女・チャチャが、幼なじみのリーヤら仲間と巻き起こすドタバタを描いた作品で、コミックスは13巻まで発売された。「Cookie」11年5月号と12年1月号で、読み切り作品が掲載された。 アニメ版は94〜95年にテレビ東京系で放送され、チャチャの声を鈴木真仁さん、リーヤの声を人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが担当。オープニングテーマに起用されたSMAPの「君色思い
海面近くで漂うマンボウの群れ。体を横にしてひなたぼっこをしているようにも見える=関口圭子・国際基督教大研究員提供 マンボウがひなたぼっこをするように海面近くで漂いながら、コアホウドリに寄生虫を取ってもらう様子の撮影に北海道大などの研究チームが成功した。マンボウの生態は謎が多く、海鳥との共生関係を示す証拠として注目されている。 北大水産学部の練習船「おしょろ丸」に乗船していた同学部と国際基督教大の研究チームは10年7月2日、北太平洋北部(青森から東に約2000キロ)でマンボウの群れに遭遇した。いずれも体長40センチ程度の子供のマンボウで、少なくとも57匹確認。約1時間半も船の近くを漂っていた。 その間、数羽のコアホウドリ、クロアシアホウドリがマンボウをつつくような行動を取っていたが、マンボウは逃げることなく、海鳥が近づくと体を横にする姿も見られた。その様子を撮影した写真を拡大したところ、コア
正月を間近に控え、巫女から着付け指導を受ける女性たち=福岡県太宰府市の太宰府天満宮で2011年12月28日、矢頭智剛撮影 正月準備が進む中、福岡県太宰府市の太宰府天満宮で28日、年末年始に巫女(みこ)になる約80人の女性を対象に、白衣や緋袴(ひばかま)の着付け指導や応接の研修があった。 三が日に約200万人が訪れる太宰府天満宮。お守り授与所も臨時に設置されて多忙となるため、毎年高校生以上を募集する。受験合格や交通安全などさまざまなお守りの値段を覚えるのが大変という。【勝野昭龍】
書籍を個人利用者が電子化する「自炊」行為の代行は著作権法に違反するとして、小説家や漫画家ら7人が20日、代行業者の「愛宕」と「スキャン×BANK」の2社に代行事業の差し止めを求めて東京地裁に提訴した。原告は浅田次郎さん、大沢在昌さん、永井豪さん、林真理子さん、東野圭吾さん、弘兼憲史さん、武論尊さんの7人。東京都内での記者会見で浅田さんは「私の本が見ず知らずの人にいいようにされている」などと述べた。【栗原俊雄】 「自炊」は書籍をページごとにスキャナーなどでコンピューターに取り込み、電子ファイル化する行為。弁護団によると両社は、個人利用者の注文を受け、著作権者の許諾を得ずに、自炊を行っている。代行業者は約100社にのぼるといい、1冊数十円から数百円で自炊を請け負っている。 弁護団は利用者が個人的な目的で自炊を行う場合は、著作権法第30条で「私的使用のための複製」として認められているが、「業者が
日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんらが4日、児童ポルノの規制強化を求める約117万人分の署名を西岡武夫参院議長に提出した。 公邸で西岡議長と面会したアグネスさんは、子供の運動会や水泳大会に入り込んで写真を撮るケースもあるなどと指摘。「(対象となる児童が)低年齢化している上、国内の被害が増えている」として、児童ポルノ画像の単純所持を禁止する法改正が必要だと訴えた。 同協会は昨年5月から、児童買春・ポルノ禁止法の改正を求め、全国に署名を呼びかけていた。
野良猫への餌付けは禁止、ふん尿で迷惑をかけた近所の人には慰謝料約200万円--。近くの猫に餌をやっていた将棋の元名人・加藤一二三さんが5月、東京地裁立川支部でそんな判決を受けた。餌付けが愛猫家のエゴと言われないために、どうすればいいのか。【山本紀子、池田知広】 加藤さんは控訴を断念し敗訴したが、判決については「外で暮らす猫の問題は、皆で支え合っていくというすう勢にあることを認めている」などと評価。「(集合住宅の)敷地外で餌やりを続ける」としている。 近くの80代女性は「判決後は近所での餌付けは、ぱったりやんだ」と話すが、自宅には見知らぬ人から「猫をいじめないで」と電話がかかってきたという。「私たちはふん尿のにおいに悩まされていただけだったんです」。猫に悩む人たちと愛猫家との溝は深い。 猫の餌付けトラブルは各地で深刻化している。08年には川崎市と東京都足立区で、09年には千葉県船橋市で殺人事
アニメ「ささめきこと」の美少女キャラクターと“キス”ができる異色ソフト「ささめきすこみ」(c)2009 いけだたかし・メディアファクトリー/梅枝高校女子部 キスのうまさを測定する話題のiPhoneアプリ「KISSCOMI(キスコミ)」で、アニメ「ささめきこと」に登場する美少女キャラクターと“キス”ができるバージョン「ささめきすこみ」が16日、無料配信を始めた。 「キスコミ」は、ゲームソフト制作会社のタキオン(東京都千代田区)が開発。キスのうまさを点数で測定するという異色の企画が受け、アップルの「APPストア」で国内有償ランキング総合2位になり、話題となった。 「ささめきこと」は、優等生の少女・村雨純夏が、中学からの友人・風間汐に思いを伝えられない中、食欲旺盛なブランスバンド部員・鳥追きより、少女ファッション誌の読者モデルで女装している朱宮正樹らと放課後を楽しく過ごす「女子部」を結成するとい
社会から孤立した若者を支援するNPO法人「ニュースタート事務局」(千葉県浦安市)が訪問スタッフの名称「レンタルお姉さん」をポルノ映画に使われたことが不正競争防止法違反にあたるとして、近く上映の差し止めを求める仮処分を東京地裁に申し立てることを決めた。 「レンタルお姉さん・お兄さん」は家族の依頼でひきこもりなどの若者を訪ね、コミュニケーションを取りながら社会とつながる支援をする。名称は12年前から使われ、07年11月に商標登録。活動は書籍やテレビドラマでも紹介された。 映画は新日本映像(東京都文京区)が06年11月に製作した「レンタルお姉さん欲望家政婦」。男性に性的なサービスまで提供する家政婦を「レンタルお姉さん」と呼ぶ内容で、各地の映画館で順次上映されている。 同事務局代理人の石原正貴弁護士は「レンタルお姉さんは引きこもり支援の表示として広く認識されており、混同を招くような題名は不正競争に
ハタハタの資源保全を学ぶ酒田市立松原小の6年生101人が、加茂水産高で人工授精に挑戦した。ハタハタの人工繁殖に取り組む同高海洋環境科の生徒3人が指導。「ブリッジさせるように」の声に合わせハタハタをのけぞらせ、メスの腹から卵を取り出し、オスの精子をかけた。 どの児童も初めての体験。「うわあ、出た」「キャー」とにぎやかな歓声が上がった。菅原和(のどか)さん(12)は「不思議な感じ。気持ちは悪くない」と冷静に受精卵を見つめ満足そうだった。 仲介した地元NPO「みなと研究会」(守屋元志代表)によると、生きたハタハタで行う予定だったが、不漁でやむなく秋田から取り寄せた死んだ個体300匹を使った。そのため、ふ化の可能性は低いが、うまくいけば来月に生命の兆しが確認できるという。【長南里香】
フジテレビで09年1月から木曜深夜のアニメ枠「ノイタミナ」で放送予定だった、「源氏物語」の世界を描くテレビアニメ「あさきゆめみし」のアニメ化が中止となり、「源氏物語」を原作としたオリジナル作品「源氏物語千年紀 Genji」を制作することに変更されたことが10日、分かった。制作のアスミック・エースによると、監督の出崎統さんの意向という。 アニメは当初、79~93年に講談社の月刊マンガ誌「mimi」などで連載された大和和紀さんのマンガ「あさきゆめみし」を原作とする作品を制作する予定だったが、出崎監督の「『源氏物語』をきちんと描きたい」という意向から企画が変更されたという。出崎監督は「誰もが魅入ってしまう『源氏物語』は魔物である。自分自身の手で新しい表現の境地に挑んでみたい」とのコメントを発表している。【渡辺圭】
滋賀県彦根市の「ひこにゃん」など各地のゆるキャラが集結し、運動能力を競う「第3回ゆるキャラカップin鳥取砂丘」が2日、鳥取市の鳥取砂丘オアシス広場で開かれた。詰めかけたゆるキャラファンら約6800人は、普段は見せないゆるキャラの真剣勝負に大きな声援を送っていた。 鳥取県観光連盟が主催。西日本10県から自治体や企業などのゆるキャラ52体が集まり、15メートル障害物競走▽相撲▽大縄跳びの3競技の総得点で順位を争った。 障害物競走では、ゆるキャラたちが大玉転がしの後、コーンを回り、ロック音楽に乗せてエアギターを披露。普段はおとなしいキャラが全身を激しく揺らしてアピールする姿に歓声が起きた。相撲は、”ゆるさ”をみせない真剣勝負。着ぐるみの頭がとれてしまうハプニングもあった。最後は「ゆるキャラ音頭」をみんなで踊り、「おれたちはゆるくない!」と宣言した。 総合優勝したのは、鳥取県湯梨浜町の中国庭
“地元のマンガ”と「もみまん」で町おこし--。まんじゅう製造・販売会社「やまだ屋」(広島県廿日市市)は11月1日、マンガ誌「週刊少年マガジン」に連載中で広島が舞台のマンガ「君のいる町」のイラストを描いた広島名菓の「もみじ饅頭(まんじゅう)」(8個入り、700円)を発売する。宮島の本店と広島駅直営店の2店4カ所だけの限定販売で、12月31日まで。同社は「地元出身の作家でもあるし、町おこしになれば」と話している。 「君のいる町」は、アニメ化もされた陸上競技マンガ「涼風」の作者・瀬尾公治さんの最新作で、瀬尾さんの出身地・広島県庄原(しょうばら)市が舞台のモデル。高校生の主人公・桐島青大の家に、突然東京から転校してきた少女・枝葉柚希が居候をすることになり、青大のクラスメート・神咲七海らを加えた3人の恋愛物語を中心に描いている。 企画は、作者の瀬尾さんが広島県出身で、マンガの舞台も広島であることがき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く