ここはテキスト処理のテクニックをみがくための遊園地です。誰でも、コンピュータを触り始める前は、何かすごい、魔法の箱がうちにやってきたように考えて期待するもんですが、いざ使い始めてみると、こんなこともできん、あれも無理、ということが、いやというほどわかってくる。その結果、多くの場合、期待した魔法の箱は、早々と、単なるゲーム機や文章の清書機といういわゆるワープロ専用機の代替品になるのは、まだいいほうで、年に一回の年賀状印刷機になったりします。いわばお高くとまった料理店みたいなもんで、メニューにないものは一切出しません、と傲慢に構えているのがコンピュータの正体だと、だんだんわかってくるわけです。 プログラミングは、いわば、メニューにないものをコンピュータにムリヤリやらせる方法です。これまでは、エラそうに構えていた料理店の店主に、お客の要求に合わせて料理をださせる方法だといってもよいでしょうね