同じ時間内に同じ作業をこなしても、たくさん終わらせられる人もいれば、少ししかできない人もいる。理由は、技術的なものももちろんあるが、多くの場合はその生産性にある。 そこで、ジョージタウン大学、ニューヨーク大学、ハーバード・ビジネス・スクールという3つの名門校に在籍歴があり、当時のマサチューセッツ州知事で現在大統領選候補者のミット・ロムニー氏の秘書や政府関連の仕事、さらには数々の論文も手がけてきた究極の“高生産性男”ロバート・C・ポーゼン氏が、生産性を高める6つの方法を伝授する本を出版したので紹介しよう。 1. ミーティングを制限する 物議をかもすような課題を短時間で論議するのは効果的だが、60~90分もかかるようなミーティングは時間の無駄。ポーゼン氏によれば、こういったミーティングは欠席するか、理由をつけて1時間で退席するのがベター。もし自分がミーティングを開かなくてはいけない立場になった