電子書籍を読む端末に使われる薄型のディスプレーを電車の中づり広告の中に組み込み、時間によって切り替わる画面を乗客に楽しんでもらおうという実験が、新潟県内で始まりました。 5日は、JR白新線など新潟県内を走る電車の車内に、電子ペーパーと呼ばれる薄型のディスプレーを組み込んだ中づり広告がお目見えしました。 電子ペーパーは、電子書籍を読む端末にも使われていて、縦22センチ、横16センチの大きさです。 厚さは0.8ミリで柔らかく、あらかじめ保存されていた300以上の画面がおよそ30秒に1回切り替わります。 画面が切り替わる時以外は電力を使わないということです。 マンガやアニメを生かした街作りをPRする新潟市の中づり広告に組み込まれ電子ペーパーには、新潟出身の作家の作品などが次々と映し出されていました。 乗客の大学3年生の女子大生は「動く画面に驚きました。通学する時間も飽きることなく楽しく過ごせまし