神戸市議会は24日、デイサービス施設でのパチンコやマージャンなどの常態的な提供を禁止する関連条例の一部改正案を可決、改正条例が成立した。市によると、過剰な遊技サービスに対する規制は、全国の都道府県や政令市などで初めて。近く施行する。 改正条例では、射幸心をあおる恐れのある遊技を常時行わせる▽疑似通貨を使い、依存性を著しく強める恐れのある遊技を提供する▽賭博や風俗営業を連想させる広告を掲示する−の3点を禁止。違反が確認されれば、市はデイサービス施設として指定しないことができる。 市によると、パチンコやマージャン、ポーカーなどを機能訓練の一環として提供する“カジノ型”や“アミューズメント型”と呼ばれる施設が全国的に増加。利用時間の大半を遊技に充てるなど、介護保険の趣旨に反するサービスも見受けられるようになっているという。 兵庫県も、同様の改正条例案を今月28日に開会する定例会に提出する方