プロ野球・ロッテの本拠地で、千葉市が所有する球場の命名権を持つテレビショッピング会社が、契約期間を4年残して契約解除を申し入れたことについて、会社側が、市と球団に違約金として合わせて3億3000万円を支払うことで合意しました。 千葉市と球団が会社側と話し合った結果、契約はことし11月末までで解除し、会社側が市と、命名権売却に伴う契約で収入を得ていた球団に、違約金として合わせて3億3000万円を支払うことで合意しました。この額は、残りの契約期間に支払われる予定だった11億円の3割にあたります。契約解除が決まったことを受けて千葉市は、命名権を売却する企業の募集を近く始めることにしています。 QVCジャパンは、「知名度の向上など一定の成果があげられたと判断し契約を終了したいと考えた」と話しています。