一般的には家電メーカーとして知られているパナソニックだが、その技術を活かして60年以上にわたりソリューションビジネスに取り組んできた歴史があるという。同社は、2020年12月1日から「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」の提供を開始。これにより、さまざまなパートナー企業がパナソニックの「顔認証」技術を利用して、サービスを共同開発できるようになる。長年にわたり、センシング分野のソリューションに携わってきた新妻孝文氏に、今回のパートナープログラムの狙いと現場センシングソリューション事業の今後の展望についてうかがった。 新妻 孝文(にいつま たかふみ) パナソニック システムソリューションズジャパン株式会社 パブリックシステム事業本部システム開発本部 スマートセンシング事業センター長 2001年に松下通信工業株式会社株式会社(現・パナソニック)入社。ソフトウェアのエンジニアとしてR&D