「同性婚禁止」可決 米加州住民投票、州最高裁判決覆す2008年11月6日10時37分印刷ソーシャルブックマーク 【ロサンゼルス=堀内隆】同性婚禁止を州憲法に明記することを目指す米カリフォルニア州の住民投票「提案8号」が、4日の投票で過半数の賛成票を得て可決された。同性婚を合法化した5月の州最高裁判決を民意が覆した。 提案に反対する団体は5日、「結婚を異性間しか認めない州憲法改正は法の下の平等に反する」と主張、州最高裁に破棄を申し立てたが、ロサンゼルス・タイムズ紙は裁判所が結果を再度覆すのは難しいとの見方を伝えている。 同紙の集計によると、賛成票が52.5%で反対票を5ポイント上回った。 「提案8号」は、結婚を「男女間の結びつき」と定義する条文を州憲法に明記する内容。州最高裁判決を受け、同性愛に反対する宗教団体などが打ち出した。事前の世論調査では反対が優勢だったが、終盤で「子どもが学校で同性