随分と昔(2009年11月末)に「JavaScriptで仮想機械の勉強をしましょう」という記事を書きました。今頃になって続きです。 以前の記事で、算術計算をするオモチャの仮想機械を、JavaScriptで作りました。それを RAC0(Rudimentary Arithmetic Calculator Leval-0)と名付けて、「RAC1, RAC2 などがあるかも」と言いながらずっと放置。んで、ちょっとした気の迷いから今日続き(RAC1の話)を書くことにします。 とはいえ、変数の機能と命令セットを決めただけなんで、とりあえずそれを説明します。仮想機械の実行部分は明日以降に。[追記]サンプルを作りました。[/追記] 内容: RAC1の特徴 変数のメカニズム 命令セット 算術演算の命令 定数の命令 述語/関係の命令 論理演算の命令 流れ制御の命令 ブロックスコープと変数の命令 スタック操作の