仙台で自動車整備の専門学校を運営する赤門学院は、山形県飯豊町に2023年4月開学を予定している「電動モビリティシステム専門職大学」の新設認可を文部科学大臣より正式に受けたと発表した。 電動モビリティシステム専門職大学はEV、自動運転の教育・研究に特化した日本初となる専門職大学。次代を担う人材「Pioneer in e-Mobility system(電動モビリティシステム開拓者)」を養成し、第一線で活躍するEV、自動運転の研究者、開発者、設計者を日本のみならず世界の自動車関連産業に輩出することを目的としている。 本学ではEVシステムの専門4分野、「電池」「モーター・インバータ」「車体」「自動運転」を基軸に、関連する知識・技術・スキルを体系的に学べ、卒業時には「学士(専門職)」を取得できる。EVのパイオニアをはじめ、モーター制御・自動運転など各分野の第一人者、リチウムイオン電池原理の発明者な
米ノースカロライナ大学チャペルヒル校のジョゼフ・ピベンの研究室で、脳スキャンを受ける生後10カ月のアネッサ。母親のアリア・アーマーが娘をそっとなでる。アネッサは兄が自閉症なので、発症リスクが高い。こうした乳児の脳を定期的に調べ、その変化を検出すれば、早期の診断につながる可能性があると、ピベンらは考えている。(PHOTOGRAPHS BY LYNN JOHNSON) 自閉症になる子どもは、脳の成長が早すぎることがわかってきた。この発見は障害の予防や軽減につながりそうだ。 わが子が自閉症と診断されれば、たいがいの親はショックを受ける。健康そのものなのに、どうしてこうなったのか……。その答えはまだ解明されていないが、自閉症の子どもの脳で起きていることは徐々にわかってきている。 症状が表れるよりもずっと前、早ければ生後3カ月で、自閉症の兆候を検出できる可能性が出てきた。早期に手を打てば、自閉症に伴
東京大学がちょっとびっくりするくらいの超良質な教材を無料公開していたので、まとめました Python入門講座 東大のPython入門が無料公開されています。scikit-learnといった機械学習関連についても説明されています。ホントいいです Pythonプログラミング入門 東京大学 数理・情報教育研究センター: utokyo-ipp.github.io 東大のPython本も非常にオススメです Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト: アルゴリズムと情報科学の基礎を学ぶ https://amzn.to/2oSw4ws Pythonプログラミング入門 - 東京大学 数理・情報教育研究センター Google Colabで学習出来るようになっています。練習問題も豊富です https://colab.research.google.com/github/utokyo-ip
2021年4月20日 8時41分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと の研究グループが15日、性皮膚炎に関する研究成果を発表 痒みを起こす物質の合成を阻害する化合物を、新たに開発したとのこと この化合物により「痒みを大元から断つ」治療が可能となることが期待される 性皮膚炎は、体質を持っており皮膚のバリアが弱い人が、さらに環境の影響も受けて発症する。強い痒みの症状があることが特徴だ。痒みを我慢することは難しく、掻いてしまうことで症状が悪化し悪循環に陥りやすい。は15日、性皮膚炎の痒みを起こす物質の合成を阻害する化合物を、新たに開発したことを発表した。この化合物により「痒みを大元から断つ」治療が可能となることが期待される。 【こちらも】 今回の研究は、の福井宣規 主幹教授、宇留野武人 准教授、國村和史 特任助教、 上加世田泰久大学院生らのグループにより行われ、4
赤キャベツに含まれる青色の天然色素が発見された...... Credit: Rebecca Robbins, Mars Wrigley Global Innovation Center <米カリフォルニア大学デービス校、名古屋大学などの研究によって、安定的に青を発色する天然色素が発見された......> 食品着色料は、食品や医薬品、化粧品の分野で広く用いられてきた。近年は、健康への影響のおそれや製造工程での持続可能性などの観点から、化学的に合成された「合成着色料」に代わって、植物の花や葉、実など、自然界にある物質を原料とする「天然着色料」への需要が高まっており、その市場規模は2027年までに32億ドル(約3520億円)に達すると予測されている。 とりわけ、青色着色料は、黄色と混ぜて緑にするなど、調色において重要な色素だ。しかし、安定的に青を発色する天然色素はこれまで見つかっておらず、現時点
ヒトのiPS細胞などを使って、受精卵から胎児になる初期の段階で見られる「胚盤胞」のような細胞の塊を作ることに成功したと、アメリカなど2つの研究グループが発表しました。専門家はヒトの発生や生殖医療の研究に役立つ一方、細胞から生命を作り出すことにもつながりかねず、倫理的な課題も生じると指摘しています。 研究はアメリカのテキサス大学のグループとオーストラリアのモナシュ大学のグループがそれぞれ行い、科学雑誌「ネイチャー」に発表しました。 このうちテキサス大学のグループは、ヒトのiPS細胞やES細胞を刺激を与える化学物質を含む液体が入った特殊な容器の中で培養し、受精から数日でできる「胚盤胞」のような細胞の塊を作り出したとしています。 また、モナシュ大学のグループはiPS細胞になる過程の細胞から同様の細胞の塊ができたとしています。 こうした細胞の塊ができたのは初めてで、それぞれ形や大きさ、細胞の数など
中国政府が推進する「千人計画」は、世界中の優秀な研究者を好待遇で集めるプロジェクト。米国をはじめとする各国は科学技術を盗まれる懸念から警戒を強めているが、実は日本人研究者も多く参加している。その背景には、我が国の研究環境の劣悪さがあるという。実際に計画に参加する日本人たちの本音とは――。 *** 中国政府は現在、学術研究に圧倒的なカネを投下している。科学技術の予算は、2016年度の時点で22兆3988億円と日本の6倍以上。20年前は、日本と中国は共に約3兆3千億円前後と拮抗していたのに、破竹の勢いで予算を投入し始めたのだ。 中国トップ10に入る最難関大の一つである浙江大学で、サルなど霊長類の遺伝子を研究する高畑亨教授(43)によると、 「論文が掲載されたら報奨金を出すなど必死なのは、習近平国家主席が科学大国になると宣言していて、面子をかけて“論文掲載数世界一”を目指していることが背景にあり
5日からことしのノーベル賞の受賞者の発表が始まります。3年連続での日本人の受賞となるか注目されますが、科学技術立国を支えると言われる日本の大学院の博士課程の学生の数は、修士課程から進学する人の数がピーク時の平成15年度から減り続け、昨年度はほぼ半分となっていて、ノーベル賞の受賞者からも対策を求める声があがっています。 しかし、受賞者が相次ぐ一方で、科学技術立国を支えると言われる日本の大学院の博士課程の学生の数は、修士課程から進学する学生が減り続け、文部科学省によりますと、ピーク時の平成15年度のおよそ1万2千人から、昨年度はほぼ半分の5963人まで減りました。 また、人口100万人当たりの博士号取得者の数も、欧米が増加傾向にあるのに対し、日本は2008年度の131人から減少し、2017年度には119人と、アメリカ、ドイツ、韓国の半分以下の水準にまで落ち込んでいます。 これについて、ノーベル
by microgen 映画などのフィクション作品では、科学的な新発見や発明の瞬間がドラマチックに描写されていますが、現実における科学の発展は地道な基礎研究や実証実験のたまものだといえます。しかし、まだ成果や実績をあげていないうちから多額の予算を必要とする科学技術が、一体どんな段階を経て取捨選択されるのかを知らない人も多いはず。そんな中、学術研究の評価に使われている「言葉」に焦点を当てることで、研究の評価と予算配分の関係を明らかにした研究が発表されました。 "Taking leaps of faith: Evaluation criteria and resource commitments fo" by Phillip H. KIM, Reddi KOTHA et al. https://ink.library.smu.edu.sg/lkcsb_research/6086/ How a
牙を失うアフリカ象 2016年、英国の高級紙である『タイムズ』や『インディペンデント』に、相次いで衝撃的な記事が載った。それは牙を持たないアフリカ象が増えているというものだ。 アフリカ象は、オスメスともに、インド象に比べて大きな牙を持つことが特徴とされていたが、その象徴とも言える牙を失った象が、地域によってはメスの98%を占めるまでに至っているという驚きのニュースであった。 これは密猟者の影響だという。象の密猟は、象牙が目的であるため、大きな牙を持った象は狙われやすい。逆に言えば、牙を持たない象は密猟の対象とならないために、生き延びて子孫を残しやすい。 この強力な「淘汰圧」の結果、過去の調査では、2~6%に過ぎなかった「牙を持たない象」が、優先的に増殖してしまったということらしい。また、牙を持った象でも、その平均サイズが100年前に比べて概ね半分になっていたことも、調査の結果、明らかとなっ
ここ10年ほどで、中国は科学研究への取り組みを拡大しています。中国の研究者はアメリカの研究者よりも多くの研究論文を発表していて、中国の大学の格付けも年々上昇しています。このように、中国で科学研究が急速に活発化しているのは、中国政府が積極的に潤沢な予算を科学研究に注ぎ込んでいるからだといわれています。 China Pours Money Into Research, Luring U.S. Scientists And Students : Shots - Health News : NPR https://www.npr.org/sections/health-shots/2018/11/27/669645323/china-expands-research-funding-luring-u-s-scientists-and-students カリフォルニア大学サンディエゴ校で教授を務めて
by summonedbyfells 「科学知識への自由なアクセス」のために研究論文を無料で読めるようにしているサイト「Sci-Hub」では、2016年5月時点で5000万本を超える論文が公開されています。その影響は決して小さいものではなく、発表された論文の購読料を取るという形のビジネスは転換を迫られるのではないかという見方が出ています。 Who's downloading pirated papers? Everyone | Science | AAAS http://www.sciencemag.org/news/2016/04/whos-downloading-pirated-papers-everyone 「Sci-Hub」を運営しているのはカザフスタンの大学院生Alexandra Elbakyanさん。サービスは2011年に始まって、5年目を迎えています。公開されている論文の数は
どの指標をとっても退潮の一途 「なにを今さら」と大学などで研究している人たちは思っただろう。それに対して、一般の人たちは、「えっ!そうなのか」と驚かれたに違いない。 英科学誌ネイチャーに、日本の科学研究がこの10年間で失速していることを指摘する特集が掲載された。 ブレーキがかかった、などという生やさしい状況ではない。飛行機ならば今すぐ手を打たないとクラッシュしかねない失速状態にまで追い込まれていると言われたのだ。 論文データベースScopusによると、15年までの10年間に、世界中では論文数が80%増加しているのに、日本からの論文は14%しか増加していない。 特に、コンピューターサイエンス、私が関係する生化学・分子生物学、そして、驚いたことに、日本の得意分野といわれる免疫学で、その傾向が顕著である。 数が減っても質が保たれていればまだしもなのだが、ネイチャーが選定した各分野の超一流雑誌への
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く