メア氏の自著「決断できない日本(ケビン・メア)」(参照)が出版されると8月の頭ごろだったか聞いて、出版前にアマゾンに予約しておいたが、なぜか配送は遅れ、そのため読むのも遅れてしまった。書店に先に並ぶほうが早かった。アマゾンの予約が殺到していたのだろうか。 本書に期待される話題といえば、まず、共同通信による「沖縄はゆすりの名人」報道についての本人弁であるが、もう一点、事前の報道で「米政府が福島第1原発事故直後、東京在住の米国人約9万人や在日米軍を避難させる最悪のシナリオを検討していた」(参照)というのも興味深くは思えた。 共同通信による「沖縄はゆすりの名人」報道についてだが、もとから発言の原資料は残されていないので真義の確認はできない。そのあたりをどのように弁じるかに関心を持った。結論から言えば、共同通信が問題視した講義の真相についてはわからない。だが、関連して二点わかったことがある。共同通
トップ > 暮らし・健康 > 暮らし一覧 > 記事 【暮らし】 生活保護制度改革 密室協議に募る不安 Tweet mixiチェック 2011年8月25日 生活保護制度の改革を目的に進められている国と地方の協議に対し、受給者らが不満を募らせている。医療費の自己負担導入など、制度の縮小が議論されているのに、協議が非公開で、受給者が意見を述べる機会が一切設けられていないからだ。暮らしの実態を訴える受給者の声に耳を傾けた。 (稲田雅文) 「仕事がないのに生活保護を打ち切るとしたら、死ねっていうことですよね」と東京都内在住の四十代男性。二年半前から生活保護を受け、求職活動を続けている。今も、家族を養える仕事は見つからず、週一回、ハローワークで求人情報端末を操作する。 七年前、長女の誕生を機に岩手県から単身東京へ出て仕事を探した。派遣社員として職を転々とした後、車の整備工場に勤めていた二〇〇八年末、
マーティン・スコセッシ監督が手がけていたジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画『George Harrison: Living in a Material World』が10月にアメリカのケーブル・テレビのHBO局で放映されることが決定した。 作品は60年代のビートルマニアとビートルズ人気の絶頂の最中にありながらも、物質的な成功が必ずしも充実をもたらすものではないと人生の意味を求めて精神世界での探究を始めたジョージの姿を捉えることがテーマとなっている。 「ジョージは単純明快な生き方を探っていたんだよね。正直に、また共感をもって生きようとしていたんだよ」とスコセッシ監督はローリング・ストーン誌に語っている。「その道程は紆余曲折としたものだけど、それはそれでいいんだよ。ぼくはジョージはある理解に達したと思うんだよね。それは成功などというものは実はないと、ただ歩いていく道程があるだけなんだとい
島田紳助の引退記者会見 を文字におこしたものを読んだ。 一連の事実がきれいな物語として報告されて、きちんと管理された事実のみをを前提にした、突っ込みどころの少ない、自身が頭を下げる必要のない見解を組み立てているような印象を持った。 きれいな物語は何かが欠落している 語りたくない不都合な事実があったり、事実関係に何らかの瑕疵があったりするときほど、物語としての事実はきれいに、一貫したものとして語られることが増えてくる。 事実が自分でも管理できていない場合、通信のログが保管されていないとか、事実関係が曖昧で、証言の収拾もまだ十分に行われていない場合には、一連の事実を物語のようにつなげようと思っても、うまくいかない。話は必ずグダグダになるし、物語には「詳しくは覚えていないのですが」とか、「昔のことなので記録は残っていないのですが」とか、たくさんの但し書きが入ることになる。 語る側が隠さなくてはい
数日前に、杉並で里子として養育していた女児に暴行を加えて死なせた、という事件が報じられたが、これに絡んで里親養育制度について少しまとめておきたい。東京都の場合、里親には大きく分けて二種類ある。養育家庭(ほっとふぁみりー)と養子縁組里親である。いずれも東京都児童相談所が担当しており、趣旨は共通している。 今回の事件の場合は養育家庭だったようだが、養育家庭ならいつでも撤回することができる。里親をしていた女性は、自分ではこの子を育てられないと思った時点ですぐに児童相談所に相談すべきだった。問題は「なぜ相談しなかったのか」であって、里親・里子制度そのものを疑問視すべきではない。 なお、わたしは「子供の養育は実親(実母)だけに負担させるのではなく、社会全体がバックアップして育てるべきだ」と強く信じている。特に少子化対策というのであればなおさらである。 養育家庭 里子を委託 東京都が経緯説明 NHKニ
リリース20周年を記念して、10月5日に<スーパー・デラックス・エディション>などのリマスタリング再発が行われるニルヴァーナの『ネヴァーマインド』だが、このアルバムのプロデューサーを務めたブッチ・ヴィグはカート・コバーンの完璧主義には時としてうんざりしたと語っている。 ブッチがバンドの機材のセッティングをしていてもカートがちょっかいを出してくることがあったと次のように語っている。 「ドラムとギターの音の微妙なバランスを取ってると、カートがやってきて『高音部は全部切ってよ。ブラック・サバスみたいな音にしたいんだ』って言い出すから、ちょっと勘弁してよって感じだったね」 また、カートの気分が突然振れるのも面倒だったとブッチはローリング・ストーン誌に語っている。 「カートは魅力的でいろいろ人を笑わせるところもあったけど、気分の振れが本当にきつかったね。ものすごくご機嫌だったのが、照明が突然切れただ
もう日本でもビック・ニュースと思いますが、以下がスティーブ・ジョブズからアップルの役員会および、アップル・コミュニティ宛への辞任届の要約です。 「私はこれまで、もしアップルのCEOとして自分が十分な仕事ができなくなり、期待に答えられなくなった時が来たら、自分からまず皆さんにそれを伝えます、と言ってきました。残念ながら、その日が来ました。 私は、ただ今を持ちまして、アップルのCEOを辞任させていただきます。今後も、アップルのチェアマンとしてはアップルに残っていくつもりです。 後継者につきましては、ティム・クックをCEOとして推薦させていただきます。 私はアップルはこれからいっそう輝かしくイノベイティブな日々を迎えると思っております。それを見守り続けたいのと同時に、新しい位置でそれに貢献していけたらと思っています。 私は、これまでのアップルにおける人生において、最良の友を作ってきました。長年に
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