cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
政治家が選挙の時に掲げた公約を任期中に実現して責任を全うできるとしたら、こんなに楽な話はありません。ですが、現代の政治家はそんな「安全運転」では済みません。突発的な事態、誰も予想しなかった事態に遭遇して、公約していない判断、選挙の時点では民意を確認していなかった判断を迫られることが往々にしてあるからです。 ではそれ以外の、つまり公約して民意を確認したとか、政治家の「政治信念」ないしは「イデオロギー」に則って判断すれば良い問題、あるいはそうした思想的な立ち位置そのものに関して言えば、政治家は公約した「立場」通りに行動できるのでしょうか? 必ずしもそうではありません。 ここにオバマの「不人気」の要因があります。大変なブームを起こして当選してから6年、現在のオバマ大統領の支持率は「40%前後」という低空飛行になっていますが、その原因は公約通りの政治ができなかったところにあります。 では、これは同
すでに日本のメディアでも詳報されているが、中国の四中全会(第四回党中央委員会全体会議)が23日、4日間の日程を経て閉幕した。予測されていた周永康・元政治局常務委員の司法処分は発表されず、その他懸念されていた中央軍事委人事の発表もなかった。 その一方で「法による国家の統治=法治」が今会議の主要テーマであったが、発表された5200字あまりの会議コミュニケには「法治」という言葉が50回以上も登場した。司法の独立がない中国の法治が、党中央の独裁と同義であることは言わずもがななので、習近平独裁体制強化の意味であることは少なくとも海外メディアは誤解することなく報じているが、この異常なほどの「法治」の喧伝にはどんな含みがあるのだろう。今回は、四中全会を振り返りながら、今後の習近平政権の行方を考えてみたいと思う。 法治の強化とは、党治の強化 新華社が報じたところでは、四中全会では「法による国家の統治」目標
本日10月29日にロック史でも最も有名だとされるアルバムの一つ、1971年の『Ⅳ』や73年の『聖なる館』をリマスタリング再発したレッド・ツェッペリンだが、ジミー・ペイジは1980年にジョン・ボーナムが急死した際にバンドを継続させなかった理由を語っている。ローリング・ストーン誌との取材に応えてジミーは次のように説明している。 「レッド・ツェッペリンは企業体じゃなかったんだよ。レッド・ツェッペリンとは心の出来事だったんだ。ぼくたちひとりひとりが総体としてのバンドにとってとても重要な存在だったんだ。ぼくとしては、もしあの時いなくなったのがぼくだったとしたら、やっぱりほかのみんなも同じような結論を出していたはずだと考えたいものだよ。それにやったところで、どうやればよかったというのだろうとも思うよ。誰かの仕事をこっちから作り出すとでもいうの? 『きみにはこれこれこういうことを、こういう形でやってもら
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