(CNN) エジプトの首都カイロで反政府デモの取材中に性的暴行を受けた米CBSテレビのララ・ローガン記者(40)が1日、同局の番組に出演し、「自分はここで死ぬと思っただけでなく、果てしなく続く拷問のような死に方をすると思った」と事件の恐怖を振り返った。 ローガン記者は2月にタハリール広場でデモを取材していて被害に遭った。カメラの前に姿を見せるのは事件後初めて。広場は当時、ムバラク前大統領の退陣を受けてお祭りのような騒ぎだったが、突然、「何が起きたのかも分からないうちに胸などをつかまれ、後ろから羽交い絞めにされた」という。 相手は何人もいたといい、取材チームから引き離されたローガン記者は殴られたり服を引き裂かれたりして25分あまりにわたって暴行された。 しかし、連れて行かれた場所の近くにエジプト人の女性グループがいて、倒れ込んだローガン記者を1人の女性が抱き抱えて守り、ほかの女性たちもたてに