韓国の捜査機関が、世界最大の情報技術(IT)企業のグーグルのハードディスクの暗号を解読し、グーグルの個人情報の無断収集疑惑を事実上初めて立証した。グーグルは、インターネット上で、特定エリアを撮影し、風景を視聴できるようにした「ストリートビュー(street view)」の製作段階で、電子メールやメッセンジャーの送受信記録など個人情報を無断で収集した疑惑を受け、現在、韓国をはじめ米国、フランスなど世界約10ヵ国で捜査を受けている。 5日、警察庁のサイバーテロ対応センターによると、警察と検察は昨年8月、グーグルコリアの家宅捜索で確保したハードディスク、その後のグーグル側から提出されたハードディスクの暗号を解読し、個人情報の無断収集疑惑を確認し、近く米国のグーグル本社に対し、情報通信網法違反などの容疑で起訴する方針を立てたという。 米国など他の国でも、グーグルの個人情報収集に関する捜査が行われて