元暮しの手帖編集長で、書店経営をされている松浦弥太郎さんの「日々の100」、「続・日々の100」を読みました。著者はまえがきで「この本で僕は、日常生活の中でつきあっているモノを100選んで、そのモノとのつきあい方や出合い、想いや記憶を、あれこれと自由に書いた。ごく近しい親友のようなモノから、出合ったばかりの新しい友だちなモノまでモノはいろいろある」と書いています。「100のモノなら、なんとか揃うだろうと思ったのは浅はかだった。モノであろうと100となると尋常ではない」と塗炭の苦しみだったかと思いきや、2冊で206篇のモノがたりを練り上げています。だんなも100のモノ一覧を作成しようと立ち掛かりましたが、何とか50を吐き出すのがやっとの有様でした。年齢は然程違わないんですが、人生人品の厚みが足元にも及ばない証左なり。 一篇が一枚の写真と600字程の短文で構成され、モノと著者の関係性を纏めてい
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