日経平均株価は、2024年2月22日に3万9000円を超えて、バブル期の1989年12月に記録された過去最高値を34年ぶりに更新しました。 その後も上昇トレンドが続き、3月1日には3万9910円まで買われました。 しかし、この株高に日本人はどれだけの恩恵を感じているでしょうか。 実は、多くの日本人は株高の恩恵を感じられないというのが現実です。 実際、日本の実質GDPは、下記の通り2四半期連続のマイナス成長。 令和5年6~9月期の実質GDPは前期比0.7%減、年率換算では2.9%減。 令和5年10~12月期の実質GDPは前期比0.1%減、年率換算では0.4%減。 また、バブル期は世界2位だった名目GDPはドル換算でドイツに抜かれ4位に転落。 株高に反して日本経済が低迷する原因はどこにあるのでしょうか。 今回の記事では、その主な原因3つと我々一般庶民が株高の恩恵を感じるための方策について解説し