同日の説明会に登壇した取締役常務執行役員 テクノロジーコンサルティング&ソリューション分野担当の冨安寛氏は、「当社は官公庁や金融機関をはじめ日本人の手によるシステムの開発や構築、運用に取り組んできた。現在は『ソブリン』(主権)の確保が重要であり、海外(のITサービスなど)を敵視するわけではないが、真には日本人の手で提供していくことが大切」と表明した。 今回の提供の背景には、BroadcomによるVMwareの買収で、仮想化基盤「VMware vSphere」をはじめとする製品・サービスとそれらのライセンス体系が大きく変更されたことがある。旧来の製品は主に「VMware Cloud Foundation」へ統合され、ライセンスも包括的なものになったが、これまで製品の一部を利用していた顧客には実質的なコストアップになり、より安価なソリューションへの移行を検討する企業や組織が増えている。 仮想化
