2015年2月7日 大阪で開催されたJAWS-UG KANSAI 特別編でしゃべったときのスライドです。Read less
IoTがもたらす情報通信産業全体へのインパクト まずは大局的視点からIoTが情報通信産業全体にもたらす影響について考えてみよう。IoTが、スマート ホーム、テレマティクス、スマートグリッド、ITS(高度道路交通システム)等の様々なブルーオーシャン市場を開花させる可能性が高い点に議論の余地はないだろう。 典型的な動きのひとつがGoogleによるNest社の買収だ。Nest社は家庭用のスマートサーモスタット(室温調整器)を提供する企業である。室温調整器とは何とも地味な分野であり、情報通信産業で重要な位置を占めるとは想定し難いように思える。 しかし、Googleは来たるべきIoTによるスマートホーム市場に賭けた。現時点でNestができることは、サーモスタットをWiFiやZigBee経由でコントロールできることだけだ。しかし、将来的にはスマートホームの中核的「モノ」となる可能性がある。 インテリジ
昨年末に気の早いお年玉が届きました。GPUでおなじみのNVIDIAさんとご縁があって、GeForce GTX750が乗ったビデオカードを貸してもらえることになりまして。GTX750に詰め込まれた512個ものコアを汎用の計算装置として使えるなんてワクワクするじゃないですか。NVIDIAさんへのお礼を兼ねて、GPUを使った超並列コンピューティング環境:CUDA(クーダ)に手を染めるオハナシです。 本記事はNVIDIAの協力に基づいて記事作成しております。 はじめに その昔、GPUは3次元空間に浮かぶオブジェクトに光を当て(ライティング)、影をつけ(シェーディング)、写真を撮ったかのように二次元平面に投影する(レンダリング)一連の処理を専用のハードウェアで実現していたのですが、やがてプログラマブルな計算ブロック(プログラマブルシェーダ)で行うようになりました。最終的には数百万個のピクセル一つ一つ
IoTとは何なのか? クラウド、ソーシャル、ビッグデータに続く重要トレンドとして「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)が注目を集めている。 IoTの概念そのものはそれほど難しいものではない。従来型のインターネットがコンピューターのネットワークであったのに対して、テクノロジーの進化により、今まではネットワークに接続されていなかった「モノ」がインターネットを介して情報をやり取りする能力を備えていくということだ。 ここで、「モノ」には「コンピューターを内蔵した物品」も含まれるし、無線タグを付した物品のようにそれ自体ではコンピューターとは呼べないが、別のコンピューターと情報をやり取りすることで間接的にインターネットに参画できる物品も含まれる。重要なのは、「コンピューターを内蔵したモノのネットワーク」あるいは「コンピューターとやり取りできるモノのネットワーク」とは言
2014年の後半あたりからDocker,Docker Inc.への批判を多く見かけるようになった(もちろんもともと懸念や嫌悪を表明するひとはいた).それを象徴する出来事としてCoreOSチームによる新しいコンテナのRuntimeであるRocketのリリースと,オープンなアプリケーションコンテナの仕様の策定を目指したApp Containerプロジェクトの開始があった. CoreOS is building a container runtime, Rocket 批判は,セキュリティであったり,ドキュメントされていない謎の仕様やバグだったり,コミュニティの運営だったり,と多方面にわたる.これらは具体的にどういうことなのか?なぜRocketが必要なのか?は具体的に整理されていないと思う.これらは,今後コンテナ技術を使っていく上で,オーケストレーションとかと同じくらい重要な部分だと思うので,ここ
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