IoTにスマート家電、そしてロボットまでエレクトロニクスの進化を根底から支える「ロボットプログラミング」の学習ツールを、ソニーグループのスタートアップカンパニーであるソニー・グローバルエデュケーションが発売した。その名も「KOOV」(クーブ)。一体、どのような製品なのか。今回は開発者インタビューと、タッチ&トライの両側から攻めて、KOOVの正体を明らかにしていこう。 ブロックとソースコードを“いじくりまわしながら”創造力を養う まずはKOOVという製品の概要をまとめて説明する。本機は一見するとブロック玩具のようにも見えるが、その実体は「教材=学習キット」である。目的としているのは「ブロックを遊びながら組み立てて形をつくること」と「コンピュータプログラミングを学んでコードをつくること」の2つの学習効果だ。「Tinkering=ティンカリング」と呼ばれる、試行錯誤を繰り返しながらとにかくモノや
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