名鉄名古屋本線の山崎川に架かる橋は、洪水時にゲートで線路が封鎖される構造になっています。全国的にも珍しいこの風景が、橋の改築によって消える見込みとなっています。 堤防を突き抜ける鉄道橋 名古屋市南区にある名鉄名古屋本線の呼続(よびつぎ)駅の北側には、二級河川の山崎川が流れており、横断する名鉄の鉄橋(山崎川橋梁)が架かっています。 この鉄橋の前後には水門ならぬ陸閘門(りくこうもん)が設置されており、線路を遮断できる構造になっています。現場を見ると一目瞭然ですが、堤防を切り欠いて鉄道が通り抜ける形なので、川の増水時などはこの切り欠きから氾濫が起きないよう、閘門で閉じる必要があるのです。 拡大画像 名鉄名古屋本線・呼続駅前にある、線路を横断する陸閘門(乗りものニュース編集部撮影)。 水害を防ぐために線路を完全封鎖する装置は、東京メトロなど地下鉄でも設置されています。しかし、地上にあるケースは全国
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