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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (218)

  • 靖国参拝 - Chikirinの日記

    靖国神社・・・、8月15日に軽い気持ちで行ってみたら衝撃でした。 結構な人が来ていました。団体バスも何台も来ていたし、着物や浴衣姿の人もいました。 手と口を清めて、拝殿で「二拝二拍手一拝」 個人参拝も申し込めるんだけど、そこまでするのもなんだかな、と思ってぶらぶら歩いていると「遊就館」という資料館があったので入ってみました。 そして・・打ちのめされました。 ★★★ 遊就館、立派な建物です。入館料大人 800円ですが、かなり混んでます。 これだけの立派な施設を維持できるのは「さすが靖国」 ちきりんは 20年くらい前に中国の「盧溝橋博物館」と「南京虐殺博物館」を訪れた時、ふたつの博物館のあまりの「豪華さの違い」に驚愕しました。 前者は日も認めてる事件だから、日の支援ですごく立派な博物館が出来てるのに、後者に関しては、その当時、まだ貧しかった中国だけの資金で造られていたので、超みすぼらしい博

    靖国参拝 - Chikirinの日記
  • 終戦の詔勅(ちきりん語訳とともに) - Chikirinの日記

    今日は終戦記念日というわけで、「終戦の詔勅」、いわゆる“玉音放送”を現代語訳してみました。 黒字が原文(仮名は追記)、赤字が“ちきりん現代語訳”です。 終戦の詔勅 朕深く世界の大勢と帝國の現状とに鑑み 非常の措置を以て時局を収拾せむと欲し 茲(ここ)に忠良なる爾(なんぢ)臣民に告 世界の情勢と日の現状を慎重に検討した結果、 思い切った措置をとることで、事態を収拾したいと考えたので、 日、忠実なあなたがた臣民に伝えよう 朕は帝國政府をして 米英支蘇四國に対し 其の共同宣言を受諾する旨通告せしめたり 私は日政府担当者に 米、英、中国、ソビエト連邦の 4カ国に対して、 日が(ポツダム)共同宣言を受け入れると、伝えるよう指示した 抑々帝國臣民の康寧を図り 万邦共榮の楽を偕にするは 皇祖皇宗の遺範にして 朕の拳々(けんけん)措(お)かさる所 私たち日国民が穏やかに安心して暮らせ、 世界全体

    終戦の詔勅(ちきりん語訳とともに) - Chikirinの日記
  • まとめ)終戦記念日に向けて - Chikirinの日記

    明日の終戦記念日にむけて、今までに書いたあの時代関連のエントリをまとめておきます。 (1) 「終戦の詔勅」 一度は全文を読みたい方へ、そして、内容をしっかり理解したい人へ “玉音放送”の全文と、ちきりんによる現代語訳です。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080815 (2) おまけ 「玉音放送の文章を書いたのは誰?」という方はこちら。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20050417 “天皇の戦争責任”についても。 (3) 靖国神社参拝記 ここはスゴイとこですよ。一度は行くべし。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20060816 (4) 原爆投下の正当性とやらについて あたしは、こーゆーことだと思ってる。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20050814 (5) 昭

    まとめ)終戦記念日に向けて - Chikirinの日記
  • 将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記

    最近、若くして起業していたり、小さいけど伸び盛りの会社で働いている若い人から、日の大企業について「驚いた」「あんぐりした」的な話を続けて聞きました。 たとえば「なにかコラボできるんじゃないか」と先方から言われたので話を聞きにいくと、最後には「まあ、半年くらいかけてじっくり検討していきましょう」と言われてのけぞったとか、 向こうから呼び出しておきながら「うちと取引したい会社は五万とある」とエバリくさってるのはどういうコトなんでしょう? と。 そういう話を聞いて「まっ、日の大企業ってのはそんなもんなのよ」と説明しながら、内心では「なんか既視感ある会話だなー」と思ってたんです。 よく考えたらコレ、欧米企業に勤める海外のビジネスパーソンが(昔)言ってたのと同じなんです。 ちきりんが通ったカリフォルニアの大学院の同級生は、半導体やらITやらシリコンバレーの会社に職を得たり、東海岸で金融やコンサル

    将来有望な若者の将来価値を毀損する、大きなワナ - Chikirinの日記
  • 夏休み向けお勧め本! - Chikirinの日記

    さて、働いている皆さんもそろそろ夏休みでしょうか? 今年は夏休みがめっちゃ長い!という人もいると思うので、まとまった時間や旅先で読める“ちきりんお勧め”を、過去に書いた感想や関連エントリと共に紹介しておきます。 ノンフィクションで、めっちゃオモシロかったのが、戦後すぐに起こった陰謀事件の闇を暴いたこちら。これは今でも「犯人」が見つかっていません。アメリカの陰謀?共産主義者の仕業?それとも・・・?事実は小説よりも奇なり。手に汗握ります。というか、戦後日の“選択”がよくわかります。 下山事件完全版―最後の証言 (祥伝社文庫 し 8-3) 作者: 柴田哲孝出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2007/07/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 46回この商品を含むブログ (45件) を見る感想ではないですが関連エントリはこちら → http://d.hatena.ne.jp/Chik

    夏休み向けお勧め本! - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2011/08/05
    まずは夏休みだな・・・
  • 「解雇」と「死」は似てる - Chikirinの日記

    この前の対談の時にちょろっと触れたのですけど、外資系企業における「解雇」って、人間社会における「死」と似てるんだよね。 たとえば、 ・「最終的には総ての人が死ぬ」 = 「最終的には総ての人が解雇される」 ・「でもいつ死ぬかはわからない」 = 「でもいつ解雇されるかはわからない」 ・「自分が突然死んだら、家族は困る!」=「自分が突然解雇されたら、家族は困る!」 ・「でも、もしそうなったら、当面は遺族年金で・・」 = 「でも、もしそうなったら、当面は失業保険で・・」 ・「余命宣告をされると、なんでオレだけこんな目に!と、世の中の不公平さを嘆きたくなる」 = 「解雇宣告をされると、なんでオレだけこんな目に!と、世の中の不公平さを嘆きたくなる」 ・「でも、どうしようもない」 = 「でも、どうしようもない」 ・「死ぬ前に自分で死を選ぶことも可能」 = 「解雇される前に自分で辞めることも可能」 ・「死

    「解雇」と「死」は似てる - Chikirinの日記
  • タクシー業界について - Chikirinの日記

    前エントリの続きです。タクシー業界が不思議な動きをするひとつの理由は、「タクシー会社」と「タクシードライバー」の利益構造に違いがあるからでしょう。 タクシー会社は「固定費ビジネス」なので、少しでも多くのタクシーを街に出したい。一方でドライバーは「完全な変動費事業者」=「歩合労働者」なので、そんなに沢山のタクシーが街にでたら商売あがったりになる。タクシー会社とタクシードライバーという供給側のふたつの主体の間に利害対立があるんです。 普通は利害対立は「供給側と需要側」にあります。「より高く売りたい供給側」と「より安く買いたい需要側」ですね。ところが、タクシー業界では「より沢山の車を走らせたい供給側&どこでもタクシーがひらえると便利で嬉しい需要側」と「あんまり多くのタクシーを走らせたくない労働者=ドライバー」という2:1の対立構造になっています。 供給側(タクシー会社)と需要側(客)は「タクシー

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  • 世界と似てきた日本 - Chikirinの日記

    京都旅行の帰り、社会勉強のためネットカフェと夜行長距離の高速バスを利用してみました。どちらも(海外で利用したことはあるけど)、日では初めて。 海外のネットカフェってオープンなお店が多く、発展途上国だと通りから中が見えてるようなところも多いし、中は大部屋です。個室が大半になりつつある日のネットカフェとは雰囲気も(多分、用途も)全然違う。 韓国ドラマにも“PCバン”がよくでてくるけど、それも大部屋。もしかして、個室型のネカフェって日独特なんでしょうか? 入ったのは京都の駅前。細長いビルで間口は狭く、奥にはマンガが無料で読めるスペースがあります。 1Fで受付をして2Fに上がると、中央の通路に面して右と左にぎっしりと個室が並んでいました。通路の幅はとても狭く、「ああ、火事があったら私は死ぬのね・・・」と思いながら、個室へ。 部屋は狭いけどこぎれいでした。これは受付や廊下も同じ。トイレも掃除が

    世界と似てきた日本 - Chikirinの日記
  • 「自然エネルギーか原発か」という議論の不毛 - Chikirinの日記

    先日、「ニュースの深層」に出ていらした、エネルギー環境問題研究所代表の石井彰氏のお話がすこぶる納得できたので紹介しておきます。 石井先生は311以降に起こっている「原子力か、再生可能エネルギーか」という論争の幼稚さを指摘しつつ、エネルギーと地球&人類の歴史について超長期の視点から考え方の枠組みを説明されていました。 以下、自分のメモ用に「なるほど!」と思った点をまとめておきます。 その1:「電力不足」は「エネルギー不足」を意味しない。 エネルギー源とは、石油、石炭、天然ガス、太陽光線、水力、風力、原子力などの一次エネルギーを指す。電気はそれらから作られる二次エネルギーであって、エネルギーの利用形態のひとつに過ぎない。 一次エネルギー源のうち9割近くが化石燃料であり、その化石燃料は今後 2〜300年は無くならない。永久にもつわけではないが、原発があろうがなかろうが、節電しようがしまいが、10

    「自然エネルギーか原発か」という議論の不毛 - Chikirinの日記
  • 「税と年金の一体改革」 ちきりん私案 - Chikirinの日記

    ちきりんが「プーやってます」というと、よく尋ねられるのが「どうやってべてるんですか?」という質問。 会社辞めてからまだ1年もたってないので「貯金べてます」と答えると、今度は「一生べていけるだけの貯金があるんですか?」と聞かれます。 この「一生、べていけるだけの貯金」というのは、結構おもしろい概念だなと思います。 みんなソレっていくらくらいだと思ってるんでしょうか? 1億円? 3億円? 10億円? それとも3千万円くらい? これ、マネー誌などでも頻繁に試算されていて、いろいろ数字をこねくり回したあげくに「資産の3分の1は投資信託で運用しましょう!」という「またソレかい!」みたいな結論が常に導かれているんですが、 こういうシミュレーションでは、老後資金の必要額は「毎月の生活費として必要な額」と「平均寿命」を掛けあわせて計算してあります。 このうち毎月の生活費の方は、様々な条件設定で複

    「税と年金の一体改革」 ちきりん私案 - Chikirinの日記
  • 採用慣行に混乱あれ! - Chikirinの日記

    東京大学が9月入学を検討するという話が波紋を呼んでいます。日企業の人事部の人は大半が反対みたい。まあそうでしょうね。「採用や新人研修を年に2回もやらされたら、オレは過労死するぞ、ばーろー!」って感じでしょう。 7月15日の朝日新聞でもこの件が特集されていて、企業側の意見としてJTBの人事企画部の方の意見が載ってました。その見出しが「4月1日入社は動かない」というもので、たとえ東大が入学&卒業時期を変更してもJTBの入社時期は変えないよ、ということみたいです。 ところでこの記事の中には、下記のような一節があります。 今年は8万2千人の学生さんがJTBに興味をもってくれましたが、ほぼ昨年並みの320人ほどの新卒を採用する予定です。 いやー、驚きますよね。この2011年において、JTBに興味をもつ学生を8万人も育てる日の大学教育の質ってどうなんですかね。もうちょっと先見性のある学生を育てた方

    採用慣行に混乱あれ! - Chikirinの日記
  • 高齢化社会の“見える化” - Chikirinの日記

    老いの才覚 (ベスト新書) 作者: 曽野綾子出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2010/09/09メディア: 新書購入: 11人 クリック: 538回この商品を含むブログ (37件) を見る 老年の品格 作者: 三浦朱門出版社/メーカー: 海竜社発売日: 2010/12/01メディア: 単行 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見る 老いる覚悟 (ベスト新書) 作者: 森村誠一出版社/メーカー: ベストセラーズ発売日: 2011/05/10メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 老前整理 捨てれば心も暮らしも軽くなる 作者: 坂岡洋子出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2011/01/18メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 44回この商品を含むブログ (16件) を見る 男おひとりさま道 作者: 上野千鶴

  • とある講演会の感想 - Chikirinの日記

    この前とある講演会を聞きにいって、「人生がヒマだとロクなことにならない」、「人生に必要なのは希望とコミュニケーションのふたつ。これがないと厳しいってことだ」と思った。 よく「お金がないから老後が不安」とか言ってる人がいるが、そうじゃないと思う。お金なんかよりコミュニケーションの方がよほど人を救う。忙しければ人は不幸を感じるヒマがない。 時々、“40才近いひきこもりの息子を、70才近い母親が保険の外交や清掃業務に従事して支えている”みたいな話を聞くけど、あれって母親の方も“自立していない息子”のおかげで救われている。毎日やることがあってヒマにならないし、「自分がいないとダメだ」と思える相手がいて、グチや叱責も含めてコミュニケーションが生まれる。 子供が独立し、結婚して孫もできたけど、仕事海外にいてほとんど帰ってこない。母の日と正月など年2回電話があるだけ(花は届くけど)、という状態で毎日一

    とある講演会の感想 - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2011/07/02
    自分の生きる支えとなるものを手に入れるのが昔より圧倒的に難しくなっている
  • 「国を開け!」、とタヒチでビール飲みながら思った。 - Chikirinの日記

    3ヶ月前に、衝撃的ともいえる20代&30代の人口推移をグラフ化した「年功下落の時代へ!」というエントリを書きました。 そのひとつ前にも同様に人口構成の変化と日社会のありようについて書きました。 <過去エントリ> ・「年功下落の世界へ!」→ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110325 ・「日の将来」→ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20110323 この、「日の将来を規定する最も重要な要因は、人口構成の変化だよん」(大事な注→人口減少は問題ないとしても、人口“構成の変化”は大きな問題)という話は、ここ数年いろんな人が指摘しはじめており、もともとこの分野に関心があるちきりんとしては嬉しい限りです。 ただ、前エントリで紹介したベストセラー『デフレの正体』は、現状分析はそのとおりという感じなんだけど、最後に処方箋として示され

  • チャンスはいきなりやってくる - Chikirinの日記

    今は世界でも評判の高い日車ですが、日車が世界で売れ始めたのは 1970年代の“オイルショック”がきっかけです。 オイルショック前には日車なんて、おもちゃみたいなモンだと思われてた。 ところが石油がいきなり高騰したため、車無しでは生活できないアメリカ人の多くが、燃費の悪いアメ車を “緊急避難的に” 手放し、日車に買い換えたんです。 そして「石油が高いから仕方なく買い換えた日車」が、「実は品質もアメリカ製より優れてるじゃん!」と気がついた。 オイルショックがなければ、日車が世界で売れ始めるタイミングはもっとずっと遅かったでしょう。 とはいえ、「オイルショックがあったから日車が今の地位を築いた」のではありません。 オイルショックは“突然訪れたチャンス”ではあったけど、それによって消費者に「たとえ石油が安くなっても、日車のほうがいいかも!」と思わせたのは、日車の実力です。 もし「

    チャンスはいきなりやってくる - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2011/06/08
    「よし、チャンスに備えて勉強しよう!」と言い出すマジメな人がいるから困る
  • オレに大臣やらせろ! オレも首相やりたい!!! - Chikirinの日記

    「辞めるといったのに辞めないなんてペテン師だ」と、鳩山元総理が菅首相を責めていて、大笑いしました。苦笑いでは済まなくて、大笑いしちゃいます。 あなたこそ、総理辞めたら国会議員も辞めるって言ってませんでしたっけ? 菅総理は鳩山氏の真似してるだけざんしょ。 おもしろいのは、なんとしても菅首相に辞めて欲しいと考えているのが、自民党や公明党の人ではなく、民主党の「大臣や総理大臣になりたい人」だってところです。 民主党はもうみんな分かっています。 民主党が政権をとれているのは、次の衆議院選挙までです。 それ以降はもう永久に政権はとれません。 今後、民主党が選挙に勝つことはありえない。下手すると次の選挙以降、一生当選できない人までいる。民主党の議員みんながそれを理解しています。 したがって、 民主党の議員にとって、「総理や大臣になれるチャンスは最長で次の 3年弱だけ」なんです。 であれば、とにかく総理

    オレに大臣やらせろ! オレも首相やりたい!!! - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2011/06/04
    この3年間で大臣の椅子に座れる人の数を最大化したい
  • 結局、街はローカルが勝ち! - Chikirinの日記

    先日、ロコンドのオペレーションセンター見学に埼玉県の新三郷に行ったんだけど、駅の改札をでて街を一目見た瞬間、感動して一瞬立ち止まってしまいました。 ロコンドとの約束がなくても、そのまま半日、新三郷で遊んで帰ってもいいかも、と思えたくらいです。 あちこちの写真をとりながら、途中で吹き出してしまいました。 「なんなんだ、これは・・」と。おもしろかった。 何がおもしろかったかというと、その埼玉県の街は、そのまんまアメリカの郊外の街だったからです。 JRの駅があることを除き、ほぼそのまんま。こういう街をあたしはたくさん見てきた。 だから「こんなとこにアメリカ田舎町ができてるんだ!」って驚いたのでした。 まずは左手にでっかくイケアがあります。 そして右側に巨大なショッピングモール モールにはお約束のボーリング場付き その向こうにはコストコ まんまでしょ。コストコの駐車場なんて、カートに山ほどの

    結局、街はローカルが勝ち! - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2011/06/01
    久しぶりに来た新宿で行く必要はない
  • エアコン設計にみる昭和的発想 - Chikirinの日記

    先日、エアコンクリーニングのプロの人に教えてもらった話の中で、もっとも興味深かったのが最近流行の「お掃除ロボ付きのエアコン」について。 そもそも「エアコン内部がかなり汚れてる」ってことには昔から消費者も気がついていて、だからこそ洗浄スプレーや高圧洗浄など、エアコン掃除グッズ&サービスが大人気なわけです。 そりゃあそうだよね。だって明らかにカビ臭いもん。フィルター掃除だけではキレイになってない。 でもエアコンを作っているメーカーは、今までそのニーズに全く対応してきませんでした。 「高圧洗浄でも洗浄スプレーでも、消費者の方で勝手にやれば?」みたいな感じ。 だからエアコンは「分解して洗浄し、再組み立てすることを前提としない造り」になっているわけです。 何かを組み立てたことのある人ならわかると思うけど、「一回組み立てたら、あとは壊すまで分解しないもの」と 「分解して再度組み立てることを想定したもの

    エアコン設計にみる昭和的発想 - Chikirinの日記
  • 観光客に背を向けるトーキョー - Chikirinの日記

    もしも今、海外から東京に観光にやってくる人がいたら、残念ながら彼らは、日にあまりいい印象を持たないだろうと思います。 暗い店、暗い街、あちこちで止まっているエスカレーター、消灯されて見えにくい案内板・・・荷物を持っての移動にはとても不便だし、暗い街は消費意欲を刺激しません。見えにくい案内板のせいで、不慣れな乗換えに戸惑う人もいるでしょう。 最初は違和感のあることでも、人は案外早く慣れてしまいます。東京にずっといる人は、今の「暗い東京」に既に慣れつつあります。「今までが明るすぎたのだ」「これくらいでいいじゃないか」とさえ言い出す人もいます。 もしも東京が「東京の人のためだけの都市」になろうとしているのなら、それもアリかもしれません。けれど、東京以外の普通の大都市は、今の東京より圧倒的に明るく、旅する人に便利でわかりやすく楽しい街なのだ、ということも覚えておいたほうがいいでしょう。 大阪駅の

    観光客に背を向けるトーキョー - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2011/05/05
    「暗い、不便、おもしろくない」/観光価値の下落は深刻だな…。
  • 5種類のタイプ - Chikirinの日記

    世の中には 6種類の人がいます。 (1) 創る人 (2) 回す人 (3) 管理する人 (4) 考える人 (5) 破壊する人 (6) 何もしない人 すべては“創る人”から始まります。 「空を飛ぶ」という考えに取り憑かれた人達が、人生を賭けて飛行機を創り出しました。私たちが日々使っている便利な商品やサービスも、最初は誰かが突拍子もないことを言いだし、それがいつしか実現して普及したものです。 その昔、クロネコヤマトが社歴を振り返るテレビCMの中で、「宅急便ができるまで、ゴルフクラブを運ぶ人もスキー板を運ぶ人もいませんでした。全部、私たちが考え出してきたのです」と言ってました。 それは郵便局に対する、強烈な嫌みに聞こえました。「民間企業が市場に参入しなければ、今ある便利な新サービスは存在しなかった」と言いたかったのでしょう。 「自分達こそが市場を創って来たのだ」という自負に溢れたCMでした。 この

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