本日付の日本経済新聞に浜田宏一教授のインタビュー記事が出ていたので、記録として抜粋を残しておきたい。 読んだ感想としては、学者として自分の誤りを認めて訂正する柔軟性は、あの年齢で立派だとは思うものの、内閣官房参与は務まらないのははっきりしているのだから、すぐに責任を認めて辞めるべきだと思う。 学問上の理論と、生きている現実とずれているのは当然だけれど、その理論を現実にはめようとするとき、それは一回きりの賭けであって、そこで絶対に負けない賭けをしないといけない。理論を現実に当てはめるためには、それ相応の準備というものが必要なはずだと思う。 なぜなら、その賭けには、多くの人々の生活や人生がかかっているのだから。 一国の政策を決めるのは、1+1=2、みたいな、簡単に、すんなりと行くわけがない。現実という大きな抵抗がある、あるいは、いろんな変数がある。 その分だけ、慎重であらねばならないのは当然の