日銀は18~19日の金融政策決定会合で、大企業が資金調達のため発行するコマーシャルペーパー(CP)と社債の購入を増やす検討に入った。現在はそれぞれ2.2兆円と3.2兆円の残高を維持する目標を掲げているが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う金融市場の動揺を受けて機動的に対応する方向だ。安倍晋三首相は13日、自民党の甘利明税制調査会長に税制面での措置を検討するよう指示した。日銀のCPと社債の購入拡
日銀は18~19日の金融政策決定会合で、大企業が資金調達のため発行するコマーシャルペーパー(CP)と社債の購入を増やす検討に入った。現在はそれぞれ2.2兆円と3.2兆円の残高を維持する目標を掲げているが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う金融市場の動揺を受けて機動的に対応する方向だ。安倍晋三首相は13日、自民党の甘利明税制調査会長に税制面での措置を検討するよう指示した。日銀のCPと社債の購入拡
DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 ドイツで開かれた主要20ヵ国・地域首脳会合(G20サミット)は、自由貿易や気候変動(パリ協定)問題なので「内向き」に転じた米国と、他国との溝の深さが浮き彫りになった。また、ドイツやロシア、中国などの首脳も、個別に利害調整を図ろうとする姿勢が目立った。世界の潮流が変わり始めたのか。水野和夫・法政大教授は、近著「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済」(集英社新書)で、国民(主権)国家と資本主義の時代が終わり、「生き残るのは、『閉じた経済圏』を確立した『帝国』だ」と予測する。国家、そして資本主義はどこに向かうのか、水野教授に聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン特任編集委員 西井泰之) 「拡張」の時代は終わり 「地域帝国」と「定常経済
Photo by Alex Hanson 資本主義社会の覇者、アメリカ合衆国で大きな異変が起こっています。詳細は以下から。 ハーバード大学の実施した最新の世論調査において、アメリカ合衆国の若者たちの過半数が資本主義を支持していないという驚くべき結果が出されました。 ハーバード大学が18歳から29歳の若者に対して行ったところによると、51%が資本主義を支持しないと回答。指示すると回答した42%を9ポイントも上回りました。 ではどんな政治体制を望むのかという質問に対しては33%が社会主義を望むとしながらもそれ以外は明確な答えはありませんでした。調査者によると、資本主義の意味するものが人によって大きく違うため、この結果について説明するのは困難だが、若い世代が市場主義経済という現状に対して不満を抱いていることは指摘できるとのこと。 この結果が資本主義そのものへの懐疑と言えるかは別として、市場主義経
フィリップ・コトラーによる最新作のテーマは「資本主義」だった。“近代マーケティングの父”と称されるマーケティング学者が、なぜ資本主義を論じるのか。そして、コトラーはこれからの企業に何を求めているのか。『資本主義に希望はある』(ダイヤモンド社)の日本版出版を記念して、編集部が単独インタビューを実施した。前後編の全2回。(写真/引地信彦) “近代マーケティングの父”が資本主義を論じる ――最新作『資本主義に希望はある』では、タイトルの通り資本主義をテーマに掲げています。コトラー先生はマーケティングの専門家としてのイメージが強く、これには意外な印象を受けました。 フィリップ・コトラー(以下略) みなさんは私をマーケティングの専門家だと思っているかもしれませんが、私は米国でも著名なシカゴ大学とマサチューセッツ工科大学(MIT)という二つの大学で経済学の博士号を取りました。単に著名な大学というだけで
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