日銀が21日に発表したマネタリーベース(資金供給残高)によると、世の中に出回るお金と金融機関が日銀に預ける当座預金の合計は、20日時点で400兆4700億円となり、初めて400兆円を超えた。このうち、当座預金の残高は300兆7千億円だった。 大規模な金融緩和で増え続け、国内総生産(GDP)が日本の約4倍である米国のマネタリーベース(約3.8兆ドル)と水準が並ぶ「異常な状況」(エコノミスト)となった。しかし銀行などによる融資は伸び悩み、景気への波及効果は不透明だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く