第一生命保険が11日発表した昼食に関するアンケート調査によると、働く20〜30代のランチ代は1回当たり平均522.5円と、東日本大震災発生直後の2011年春に調査した際の548.3円を下回った。若い働き手の昼食代に景気回復の波は及んでいないようで、同社は「消費税増税で節約志向を強めているのではないか」と分析している。 調査はインターネットを通じ、4〜6月に実施した。全国の20〜30代男女3398人が回答。記入された金額を区分すると、500円台が33.6%で最も多く、300円台が14.5%で続いた。3年前に12.0%で2位だった1000円以上1500円未満は8.8%で、3位に後退した。