安藤忠雄氏、7日の有識者会議を欠席「日程の都合がつかない」 2015年7月6日20時46分 スポーツ報知 2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設問題で、日本スポーツ振興センター(JSC)が7日に都内で開く有識者会議に、新国立の国際コンペで審査委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏(73)が欠席することが分かった。JSCによると、「日程の都合がつかない」ことが理由という。 JSCは900億円膨張した整備費2520億円の内訳や、巨大なアーチ構造に高い技術が必要なため、数百億円かかるとの見通しを示す。 世界的な建設家の槙文彦氏(86)のグループはこの日、改めて巨大アーチ構造と開閉式屋根をやめるよう提言。再設計は約10か月で行うことができるとして、19年9月のラグビーW杯にも間に合うとした。設計変更に伴い、デザイン監修者としたザハ・ハディド氏との契約を解除することも可能