7月19日、ツール・ド・フランスの最中に公開されたとある写真が話題となりました。第16ステージを終えたパウェル・ポリャンスキー(ポーランド、ボーラ・ハンスグローエ)が、レース直後の脚の写真をインスタグラム上で公開したところ、多くのフォロワーから驚きの声があがりました。やせていて、血管が浮かびすぎていたので「ありえない」、「きもい」、「ドーピングの影響だろう」、「自転車は体に悪い」などと否定的なコメントも寄せられました。 2011年に左脚の静脈瘤が話題になったジョージ・ヒンカピー Photo: Yuzuru SUNADA 確かに私も驚きました。2011年に話題になったジョージ・ヒンカピー(アメリカ)の脚の写真も衝撃的なものでした。彼はドーピングをしていたことを2012年に認めたので、前述のような反応も理解できます。しかし私は自転車に乗っている者として内心「すごいなぁ」と思いました。真剣に練習