民主党の小沢一郎元代表は3日、東京都内で自らが主宰する「小沢一郎政治塾」で講演し、「マスコミは少しでもリーダーシップを発揮しようとする人物が現れると、それをたたいて足を引っ張って、つぶす役割を演じる」と述べ、マスコミ批判を展開した。 その後、記者団を入れないで行った、出席者からの質疑で、自らの「政治の師」と仰いだ田中角栄元首相や竹下登元首相について、「調整型の人だった。今の時代には(首相を務めることは)難しい」と指摘した。 元代表は6日に自らの初公判を控えており、2日にはインターネット番組で司法批判を行った。民主党内からは「焦りの表れではないか」との見方が出ている。