菅首相初視察に住民冷ややか「今ごろ来ても」「やっぱりだめだなぁ…」 漁港の視察を終え、地元の子どもと握手する菅首相 Photo By 共同 東日本大震災から1カ月を目前に控え、菅直人首相が10日、初めて宮城県の被災地を訪れた。一度は中止になった同県への視察実現に地元首長らは安堵の表情を見せたが、住民からは「今ごろ来ても…」と冷ややかな声も漏れた。 菅首相は石巻市役所に予定の午前9時すぎになっても現れず、慌てた市職員は「渋滞に巻き込まれたようだ」。約15分遅れて青い防災服姿の首相が到着すると、ほっとした表情。東松島市の阿部秀保市長は「要望は伝えた。政府に決断してもらわないといけない」と話した。 この後も首相の視察日程はずれ込み、陳情する予定だった地元漁協の関係者は「やっぱり、だめだなぁ…」とぽつり。 石巻市内の高台にある公園から被災地を視察した首相には居合わせた子どもたちが握手を求
就活に熱心な逮捕学生 悔やむ父親「あそこでちゃんと話ができていれば…」 殺人未遂容疑で逮捕された楫田優希容疑者(22)の父親(55)によると、楫田容疑者は鹿児島県内の高校を卒業後、鹿児島大に入学。休学してオーストラリアに留学し、現在は就職活動中だった。 鹿児島市内で1人暮らしをしており、ことしの正月に実家に帰ったときは「朝から晩まで一生懸命仕事をしたい」と話していた。福岡など県外の企業説明会にも積極的に参加。特に悩んでいる様子はなかったという。 25日夜には、母親の携帯電話に2度連絡があった。午後6時ごろの電話では、代わりに出た妹に「明日か明後日には実家に帰る」と話し、妹が「ほかに何かある」と聞くと「何もない」と答えたという。 バスが大阪を出発する直前とみられる午後8時前にも電話があったが、通話状況が悪く、内容のある会話はできなかった。 父親は「被害者の方には申し訳ない。あそこで
沢尻エリカ衝撃の暴露 “涙の謝罪”は演技「絶対したくなかった」 女優沢尻エリカ(24)が07年の不機嫌騒動で涙の謝罪をしたことについて「あれは間違い。絶対したくなかった」と言い、演技だったことを暴露した。米CNNが運営する情報サイトの取材に明かした。 流行語にもなった「別に」発言から3年。衝撃の事実が沢尻本人から明かされた。 「涙の謝罪」とは、07年に主演映画の舞台あいさつで司会者の質問に「別に…」とぶ然として答えて批判を浴びたため、テレビ朝日「スーパーモーニング」で涙ながらに謝罪したもの。この涙によって騒動も収束に向かったが、なんとこれが当時の所属事務所の意向に沿った“演技”だったと告白したのだ。 「前の事務所が謝罪しなくてはいけないと言ったけれど、ずっと断っていたんです。絶対したくなかった。これが私のやり方なんだから、と。結局私が折れて。でも間違ってた」 この衝撃発言は、情報サイ
閣僚“失言”で波紋…日本のW杯出場権はく奪も 日本サッカー協会が閣僚の思わぬ“失言”に困惑した。拉致問題担当相を兼務する中井洽国家公安委員長(67)は10日の記者会見で、来年2月に都内で開催される東アジア女子選手権への出場が決まっている北朝鮮女子代表について「(入国は)当然反対だ」と話した。国際サッカー連盟(FIFA)は各国協会に対する政治的介入を許さないスタンスを取っているだけに、最悪の場合、来年6月のW杯南アフリカ大会への出場権はく奪という事態にも発展しかねない。 北朝鮮の拉致問題が、サッカー界に思わぬ形で波及した。中井国家公安委員長は北朝鮮女子代表の入国の可否について「制裁が掛かっている段階だから、当然反対だ。スポーツや人的交流の面で入国はほとんどないし、安易に考えてもらっては困る」と厳しい姿勢を示した。 この発言の根拠は、北朝鮮に対する制限措置にある。政府は06年10月に「北朝鮮
橋下知事がFMで「くそ教育委員会」発言 大阪府の橋下徹知事は7日、同府箕面市で地元FM局の公開生放送に出演。全国学力テストの結果公表に消極的な市町村教育委員会などを指して「くそ教育委員会が、みんな『発表しない』と言うんです」と発言した。 橋下知事が、集まった府民に公表の是非を問い掛け、拍手を受けたところで飛び出した。 終了後、記者団に発言の真意を問われ「今の教育制度全体を指している。ずっと言っていることだ」と、問題ないとの認識を示し「(公表による)競争を甘受するかどうかは市民の判断だ」と述べた。 さらに橋下知事は学力テストの結果公表に関連し「2009年度から(テスト結果の)開示・非開示によって、予算をつけるかどうか決めさせてもらう」と、市町村への予算配分にも反映させる考えを強調。 現在、携帯ゲーム機を利用した新たな教育方法を検討していると説明し、ゲーム機の導入予算も考慮の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く