タグ

ブックマーク / somethingorange.net (4)

  • 女の子だって権力がほしい? - Something Orange

    11日のラジオは「恋愛と女性人物」というテーマで、恋をして「格」が落ちたと思われる人物とそうではない人物を対比しながら取り上げる予定だ。 『花咲ける青少年』のナジェイラは前者の代表である。彼女は中東の小国ラギネイの王女で、生まれつき予知能力を持つ倣岸不遜な聖少女であった。 しかし、クインザという男に恋をすることによってその力を失い、うろたえることになる。そんな彼女を見たある人物は思う。 これは…驚いたな これが当にあのナジェイラか ない物ねだりのただの小娘にもどってしまって 心のより所を失った人間というのは脆い物だ 傲慢で神秘的で聖少女から「ない物ねだりのただの小娘」へ。初登場時に比べて、完全に「格」が落ちてしまっている。こういう変化を、ここでは仮に「堕落」と呼ぶことにしよう。 「堕落」の構造にかんしては、かんでさんのブログのコメント欄で巧くまとめている人がいるので、引用させてもらう。

    女の子だって権力がほしい? - Something Orange
  • アイドルを経、放送作家を捨て、紙芝居プロデューサーになった男。 - Something Orange

    17日の毎日新聞に、こんな投稿記事が載っていた。 50歳を超えて、第三の人生をスタートさせることになりました。職業は「プロ紙芝居師」です。 10代のころはアイドルグループの一員で、「紅白歌合戦」にも出場し、20代の後半からは放送作家として二十数年間、数々の番組を担当してきました。しかし、ふと気付くと、〝そこ〟には何も燃えるものを感じられなくなっていました。 このまま、その仕事に執着していれば収入や生活もそこそこ維持できたでしょうが……。しかし、私にはどうしても我慢ができませんでした。 その時、ふと目にしたのが「紙芝居オーデション」の広告でした。思い切って受けに行くと、何と合格! そこに来ていた役者さんや、落語家さんと共に過去の経験を活かし、「紙芝居プロデューサー」として残りの人生を懸けることにしました。 アイドルを経、放送作家を捨て、紙芝居プロデューサーへ! こんなひともいるのだな、と、名

    アイドルを経、放送作家を捨て、紙芝居プロデューサーになった男。 - Something Orange
    odd991
    odd991 2009/06/18
  • 動物の権利はどこまで正当か? - Something Orange

    イルカとぼくらの微妙な関係 作者: 川端裕人出版社/メーカー: 時事通信社発売日: 1997/08メディア: 単行 クリック: 19回この商品を含むブログ (4件) を見る クジラを捕って、考えた (徳間文庫) 作者: 川端裕人出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2004/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (22件) を見る このおもしろかった。 タイトルからわかるだろう、クジラとイルカのである。いまの世の中、クジラやらイルカのは何百冊も出ているが、出色の出来であると断言できる。 このたった2冊で、川端裕人のファンになってしまいそうだ。 まず『クジラを捕って、考えた』は、クジラを愛する著者が、南氷洋(南極海)の調査捕鯨船に半年にわたって乗り組み、中立の立場から捕鯨の現場を見つめた記録だ。 川端裕人の魅力は、何といってもそのバランス感覚にある

    動物の権利はどこまで正当か? - Something Orange
  • Something Orange

    Dear,こげんた―この子を知っていますか? 作者: mimi出版社/メーカー: ハート出版発売日: 2004/07/15メディア: 単行(ソフトカバー) クリック: 43回この商品を含むブログ (9件) を見る 「Dearこげんた」。 それはある男によって嬲り殺しにされ、インターネット上でその様子を流された子「こげんた」を巡るサイトである。 はじめて見つけたときから数年、ぼくはしばしばこのサイトの存在についてかんがえてきた。 あきらかに善意から生まれたサイトである。ネットに数多くある悪意から生まれた醜悪なサイトとはわけが違う。しかし、それでも、このサイトのやりかたには納得できないものを憶えた。 こう書くことは善意で活動している人びとの心を傷つけることになるかもしれない。しかし、それを承知でいうなら、ぼくにはその活動がどこか歪んだものに思われたのだ。 書はそのこげんたにまつまわるさ

    Something Orange
    odd991
    odd991 2006/10/02
    過剰な擬人化と機械化
  • 1