12月2日、日本国債の格下げ発表を受けても、日本株は続伸し金利は低下。いわゆる「官製相場」が意識されていることが背景にある。写真は都内の株価ボード。9月撮影(2014年 ロイター/ISSEI KATO) [東京 2日 ロイター] - 日本国債の格下げ発表から一夜明けた2日、日本株は続伸し、金利は低下した。株の先高期待や、低金利環境の継続予想が強いとはいえ、いわゆる「官製相場」が意識されていることが背景にある。悪材料に一段と鈍感になるマーケットに対し、「リスクが溜まりやすいのはこういうとき」と警鐘を鳴らす声も出てきた。
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