シマンテック(株)は27日に東京・赤坂の同社本社で記者説明会を開催し、米シマンテック社が19日(現地時間)に発表したネットワーク上の攻撃や脆弱性、悪意のあるコード、各種セキュリティーリスクなどの傾向を収集/分析したレポート“インターネットセキュリティ脅威レポート”の最新版となる第11号について説明を行なった。 同レポートは、現在のインターネットにおける脅威の傾向として、金銭的な利益を得るための機密情報を目的としたデータ盗難や情報漏えい、金融業界を狙った悪意のあるコードが増加傾向にあるとしている。またサイバー犯罪者が検知を回避するため、スパム/悪意のあるコード/オンライン詐欺などを組み合わせて攻撃手段を高度化させながら、世界規模で協力ネットワークを形成し、犯罪活動を拡大していることが分かったという。 “インターネットセキュリティ脅威レポート”は、世界約180ヵ国のネットワーク上に設置された監