起業人 先達の苦難の道のりには、汗と涙に彩られた無数のドラマがある。そして、起業家達の苦闘の中には明日への成功のヒントとノウハウが凝縮されている。 バックナンバー一覧 東京都内の大手雑貨店では、「SKAGEN(スカーゲン)」という新しいブランドの腕時計がセイコーやシチズンを押し退けて棚を押さえている。デザインはシンプルで、価格は1万~2万円台と値ごろ。店員は「よく出ていますよ」と言う。 このデンマークブランドの時計が今、売れている。2005年に本格販売が始まり、販売本数は、年間約1万5000本から、今では10万本に達しそうだ。全国約500店舗の販売網を持ち、時計業界関係者も舌を巻く。 スカーゲンは、デンマーク・ユトランド半島最北端の漁村名に由来する。特徴は、デザイン性が高いのに安価ということだ。この時計を発掘したのが、正規輸入代理店であるアイ・ネクストジーイーの社長、遠藤弘満だ。 遠藤は、
1959年生まれ。栃木県在住。都市銀行勤務を経て92年に公認会計士2次試験合格。09年12月〜13年10月まで公認会計士試験委員(原価計算&管理会計論担当)。「高田直芳の実践会計講座」シリーズをはじめ、経営分析や管理会計に関する著書多数。ホームページ「会計雑学講座」では原価計算ソフトの無償公開を行なう。 ------------ファイナンスの基礎知識が満載!------------ ★高田直芳ホームページ『会計雑学講座』★ 公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略 大不況により、減収減益や倒産に直面する企業が急増しています。この連載では、あらゆる業界の上場企業を例にとり、どこにもないファイナンス分析の手法を用いて、苦境を克服するための経営戦略を徹底解説します。 バックナンバー一覧 京都のいろはがるたに「来年の事を言えば鬼が笑う」というのがある。地方によっては「カラスが笑う」や「
1956年、東京・神田に生まれる。元「週刊ダイヤモンド」編集委員。大学在学中に日本酒に開眼。以来、酒屋放浪では飽き足らず、日本酒を媒介にしたネットワーク作りや日本酒イベントの発起、取材に便乗しての全国地酒探訪に注力。週末はひたすら極上の日本酒を求めて各地の酒販店・酒蔵を巡る。 献魂逸滴 極上の日本酒を求めて 近頃、とみに日本酒がおいしくなったとは思いませんか? “史上空前の黄金期”に突入した「逸滴」を愉しまない手はありません。左党垂涎! 下戸でも納得! プレミアム価格がつかない極上の日本酒を紹介します。 バックナンバー一覧 日本酒は、麹菌と酵母という微生物の共同作業「発酵」によって造られる。 米麹の酵素が白米のデンプン、タンパク質、脂肪を分解する一方で、酵母はブドウ糖からエチルアルコールと炭酸ガスを生成する。 酵母はレモンのような形状をした約5~10μ(ミクロン)の大きさで、自然界では果実
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
百貨店の従業員に今、熱い視線が注がれている。早期退職への応募者をネット通販企業や中国小売業が狙う。成長する業種や国へ。流通業でも人材大移動が起き始めた。 「うちの会社に来ませんか。通訳と車をつけますよ」 三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越では、最近になってこんな誘いを受ける社員が増えている。持ちかけてくるのは中国の流通業関係者だ。 三越幹部は打ち明ける。「特に食品部門の人気が高いようだ」。 日本の百貨店の特色の1つである「デパ地下」は日本を訪れる中国人観光客にも人気が高い。日本人のマネジャーが作った本格的なデパ地下を集客の目玉にしたい。そんな中国企業の思惑が見える。 薄日が差してきたとはいえ、日本国内の百貨店を取り巻く環境は相変わらずだ。売上高が前年同月を上回る月が出てきたが、本格回復というには遠い。暴風雨が小雨に変わったというのがせいぜいだ。 一部の百貨店は今年春まで続いた売上高の激減
ナゾの“チャイナ”ファンド「SSBT OD05 Omnibus China Treaty 808150」、東洋経済大株主データで分かったその「真実」――優良企業に次々出資…(1) - 10/07/21 | 12:20 2010年3月決算の有価証券報告書が出そろい数週間が経った。この有価証券報告書のデータを参考に投資家が今後の投資計画策定に励む中、ある株主に注目が集まっている。金融機関のリポートや週刊誌等でもちょっとした話題だ。 その株主とは、「SSBT OD05 Omnibus China Treaty 808150」。今年3月末時点で34社の株主として、有価証券報告書に登場した。 昨今、中国マネーが世界のマーケットで存在感を増しているのは、日々実感するところ。日本も例外ではなく、老舗ブランド「レナウン」の買収は記憶に新しい。 実は、中国を想起させる言葉を含む株主は日本企業のこれまで
著者プロフィール:吉田典史(よしだ・のりふみ) 1967年、岐阜県大垣市生まれ。2005年よりフリー。主に、経営、経済分野で取材・執筆・編集を続ける。雑誌では『人事マネジメント』(ビジネスパブリッシング社)や『週刊ダイヤモンド』(ダイヤモンド社)、インターネットではNBオンライン(日経BP社)やダイヤモンドオンライン(ダイヤモンド社)で執筆中。このほか日本マンパワーや専門学校で文章指導の講師を務める。 著書に『非正社員から正社員になる!』(光文社)、『年収1000万円!稼ぐ「ライター」の仕事術』(同文舘出版)、『あの日、「負け組社員」になった…他人事ではない“会社の落とし穴”の避け方・埋め方・逃れ方』(ダイヤモンド社)、『いますぐ「さすが」と言いなさい!』(ビジネス社)など。ブログ「吉田典史の編集部」、Twitterアカウント:@katigumi 先日、『ロストクライム -閃光-』という映
紀州南高梅を引き出物や香典返しに!? 販売チャネルを革新せよ――勝喜梅・鈴木崇文さん(後編):嶋田淑之の「この人に逢いたい!」(1/5 ページ) 嶋田淑之の「この人に逢いたい!」とは?: 「こんなことをやりたい!」――夢を実現するために、会社という組織の中で、あるいは個人で奮闘して目標に向かって邁進する人がいる。 本連載では、戦略経営に詳しい嶋田淑之氏が、仕事を通して夢を実現する人物をクローズアップしてインタビュー。どのようなコンセプトで、どうやって夢を形にしたのか。また個人の働きが、組織のなかでどう生かされたのかについて、徹底的なインタビューを通して浮き彫りにしていく。 長い不況に沈む日本。東京では低価格競争を勝ち抜いた企業が、業界を問わず脚光を浴びている一方、地方が元気をなくしてから、一体どれだけの歳月が経過しただろうか? そういう中にあって、地方の中小企業ながら、しかも、ご時世的に難
東京大学理学系研究科付属植物園(小石川植物園、東京都文京区)は23日午前、「世界最大の花」とされるショクダイオオコンニャクの開花が伝えられたこの日、花を見ようと来園者が殺到したため、入園を停止した。 午前9時の開園前から来園者数百人が列をつくる盛況ぶり。同園によると、周辺の交通渋滞を招くなどしたため警察に対応を求められ、約5千人分の入園券を発行した午前10時半ごろに発券を停止した。しかし納得しない来園者も多く、入り口の前では午後まで職員と来園者との口論が続いた。 同園では24日以降の対応について改めて検討する。
大阪・道頓堀の有名たこ焼き店「大たこ」が市有地を不法占拠しているとして、大阪市が明け渡しなどを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(近藤崇晴裁判長)は20日付で、店側の上告を棄却する決定をした。土地の明け渡しと過去の土地使用料の支払いを命じた二審判決が確定した。 店側は、土地の占有から20年以上が過ぎているため、時効による土地取得が成立すると主張し、所有権移転を求めて2006年に市を提訴。翌年に市が反訴していた。 一審大阪地裁は「店は撤去が容易な屋台で、土地を明確に支配していたとはいえない」として店側の訴えを退けた上で、過去の土地使用料として計約200万円の支払いを命令。二審大阪高裁は、対価を支払わずに長年営業を続けたことなどを理由に、使用料に加えて土地の明け渡しも命じていた。 【関連ニュース】 ・ 【特集】郷土料理百選:たこ焼き ・ 〔写真特集〕今夜も一杯 酒の肴 ・ 【
なぜ米国は「経営のプロ」をあれほど大量に輩出できているのか、米国の経営者を促成栽培するメカニズムと環境について前回までで触れてきた。MBA(経営学修士)や早い段階からリーダーを選抜するハイポテンシャルプログラムなどについては、これまで本コラムでも様々な意見を頂戴してきたが、いずれにしても、「経営のプロ」育成に大きな役割を果たしていることは間違いないだろう。 しかも、実際に米国では、若く機動力のある経営者を次々に輩出するに至っているのだ。これが、豊富な経験を持つ「経営のプロ」マーケットの拡大を生んだのである。 積極的・意図的なリーダー育成が足りない では一方、日本の経営者育成の実情とは、どのようなものなのか。2回にわたって、検証してみたい。 まず、日本の伝統的な大企業では、終身的な雇用慣行が続く中で、経営者になるには相当な時間がかかる、という事実がある。そしてもうひとつ、「経営者を育成するた
1日中動き回り、満員電車に揺られて帰る夜。電車の窓にふと目を遣ると、暗闇に映った自分の顔にギョッとさせられることがある。 目尻に刻まれた無数の小じわ。重力のなすがままに、だらしなく垂れ下がる頬。ぐはっ、こんなやつれた顔をしていたとは! 無理やり口角を上げてみたり、目をぐっと見開いてみたり、ささやかな努力をすればするほど、虚しさがこみあげてくる。 電車の窓に映し出される顔は、限りなく「素」に近い。鏡を覗き込む時と違って、自らの目線さえも意識していない。そんな「素」の顔をいきなり突きつけられると、自分が思っている「自分の顔」との落差にいまさらながら驚かされるのだ。 顔は嘘をつけない 日頃から自分の「素」の顔に危機感を覚えているだけに、「天才アラーキー」こと写真家・荒木経惟の「顔は究極のヌード」という言葉に心底ドキッとした。 〈顔は生まれてからずっと裸のまんま。おっぱいの大きい小さいなんていくら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く