同社のエアコンの最高級ゾーンに当たる製品。同社の調べによると、1世帯当たりのエネルギー消費のうち、約1/4がエアコンなどの空調が閉めており、さらに住宅の高気密化が進むことによって、強運転よりも弱~中能力での使用時間が増えているという。このことから、弱~中能力運転時の省エネ性能にこだわった。 まず、室外機のコンプレッサーに新開発の「デュアルコンプ」を採用した。これは、コンプレッサー内部にある2つのシリンダーのうち、低負荷時には片方だけを自動でストップするというもの。これにより、室温が設定温度に到達した小能力運転時の省エネ効果が向上。RAS-402PDRでの最小消費電力は、従来機種の40%減となる45Wとなった。同社では「扇風機並みの省電力」としている。なお、東芝の扇風機「F-LJ60X」の消費電力は43W(50Hz)。 このほか、熱交換器・ファンといった主要部品も効率化。RAS-402PDR