3日から活動が活発な梅雨前線の影響で、九州や岐阜県、長野県で記録的な大雨となっています。3日から8日15時までの降水量は鹿児島県鹿屋や高知県馬路村魚梁瀬で1000ミリを超えました。岐阜県下呂市萩原では740.0ミリと平年の7月ひと月の雨量の約1.8倍となっています。 梅雨前線が多少北上したり、南下したりしながらも本州付近に停滞しています。前線に向かって雨雲の元となる暖かく湿った空気が次々と流れ込み、前線の活動が活発な状態が続いています。一旦、雨は小康状態になっても、再び活発な雨雲がかかり、長期間大雨が続いています。 12日(日)にかけても梅雨前線の活動が活発な状態が続くでしょう。10日(金)をピークに九州から関東甲信にかけて活発な雨雲がかかり、局地的に非常に激しい雨や激しい雨が降る予想です。特に、九州や中国、四国、紀伊半島、岐阜県を中心に雨量が多くなると予想されています。平年7月ひと月の雨