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ブックマーク / globe.asahi.com (126)

  • 若者はなぜ雨傘を鉄パイプに持ち替えたのか 香港を覆う深刻な絶望:朝日新聞GLOBE+

    うだるような蒸し暑さで全身から汗がしたたる8月上旬の週末の夜。香港有数の繁華街、尖沙咀(チムサーチョイ)の大通り沿いにある警察施設が数千人のデモ隊に包囲された。鉄パイプを持つ若者も登場し、デモの先鋭化を象徴する夜となった。 集まった若者たちは、ネット上の呼びかけに応じた「寄せ集め部隊」。れんがを警察施設に投げつける人もいれば、壁にスプレーで落書きする姿も。リーダーがいないため、破壊行為を止めるブレーキが全くかからない。 香港・尖沙咀の警察施設付近で警官隊とにらみ合うデモ隊。鉄パイプを持つ姿も見られた=2019年8月3日、益満雄一郎撮影 突然、警察の敷地内に停車していた車の中から出火した。誰かが棒で車の窓ガラスを割り、火の付いた物を車内に投げ込んだようだ。慌てて写真を撮りに近づいたが、もし、車のガソリンに引火したら爆発しかねない。撮影後、ようやく気づいた私はぞっとした。 デモ隊の一人、無職の

    若者はなぜ雨傘を鉄パイプに持ち替えたのか 香港を覆う深刻な絶望:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/09/04
    (警察の偽装じゃなくて公然とやってますと)中国の一党独裁体制と欧米式の自由な社会がぶつかり合う街で...
  • 旧ソ連諸国の国名をめぐるモヤモヤが止まらない:朝日新聞GLOBE+

    在京大使館が突然「ウクライーナ」を名乗る 連載では、ロシアの南西に位置する隣国、ウクライナのことを何度か取り上げています。最近、同国の在京大使館のホームページを眺めていたところ、こちらのページ で、重大なアピールが発信されていました。 アピールの趣旨は、「ウクライナの地名はロシア語ではなくウクライナ語をもとに英語や日語に翻字されるべきだ」というものです。もちろん、この主張自体は理解できるものですし、筆者自身も以前からそのように心がけてきました。驚いたのは、大使館が、ウクライナは日語で正しくは「ウクライーナ」と表記すべきだと主張していたことです。良く見ると、気の早いことに、ホームページ自体のタイトルがすでに「在日ウクライーナ大使館」になっていました。 ここで解説しておくと、そもそもロシア語やウクライナ語には、長音は存在しません。ただ、ロシア語やウクライナ語の単語の中には、基的に一箇所

    旧ソ連諸国の国名をめぐるモヤモヤが止まらない:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/09/03
    (再:アメリカが「カラー革命」で無理やり立てた大統領)先の大統領選では国民にこっぴどく駄目出しをされ、現在は刑事訴追を逃れるためか国外に脱出した格好のポロシェンコ氏
  • 効率だけを求める生物は滅びる アリに学ぶ、組織のマネジメント:朝日新聞GLOBE+

    ■「働かないアリ」には理由がある 長谷川さんにずばり尋ねた。働かないアリは、仕事が嫌なんですか? 「彼らは、働きたくないのではなく、仕事に対する反応が鈍いだけなのです」 長谷川英祐・北海道大学農学研究院准教授=玉川透撮影 長谷川さんによれば、アリは外部刺激に反応する刺激の強さに個体差がある。感度が良いアリほど小さな刺激で仕事を始める。例えるなら、「腰の軽さ」。腰の重いアリは、軽いアリに仕事を奪われ、じりじりしている状態かもしれないと長谷川さんは言う。つまり、働いていなくても、休めてはいないのだ。 何とも身につまされる話だ。人間の職場だって自分だけ仕事がなかったら、かえって気疲れするし、つらいもの。「俺って役立たず?」と、アリも焦っているのかな。 「そこは私も興味があって研究中です」と長谷川さん。一方で、150匹のアリの働き具合をつぶさに観察したデータを元に、様々な条件でコンピューター実験を

    効率だけを求める生物は滅びる アリに学ぶ、組織のマネジメント:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/09/01
    ちなみに、アリの世界では「フリーライダー」と呼ばれ、仲間を装って外部から侵入し、働かずに自分の卵を産んで育てさせるアリがいるという
  • 導かなければ民は滅びる 「最強の情報機関」モサドのモットー:朝日新聞GLOBE+

    モサド長官に指名され、自宅前でメディアの取材を受けるヨシ・コーヘン氏(2015年12月)=ロイター。二十数年前までは、だれが長官なのかは非公表だった ■かつては長官の名も非公表 1979年、イスラエル中部テルアビブで休日を楽しむ若者たち=朝日新聞社撮影 そのテルアビブ近郊にモサドの部はある。モサド部の所在は明らかにされていないが、関係者の話をもとにたどり着いた広大な施設は外側を高いフェンスや樹木で囲まれ、中の様子をうかがい知ることはできなかった。「モサド」を示す標識なども、もちろん一切なかった。 モサドはイスラエル建国の翌年にあたる1949年、前身組織が創設された。その活動を規定する根拠法がなく、ゆえに非合法的な活動もできると解釈されてきた。モサド長官の氏名さえ、長く伏せられてきた。公表されるようになったのは、ようやく1996年のことだ。 今では最低限度の広報の重要性も認識されるように

    導かなければ民は滅びる 「最強の情報機関」モサドのモットー:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/07/03
    (国家主義者のエッセンスみたいな言葉だ)「導かなければ民は滅びる」/モサド長官は首相が知るべきと判断した情報をすべて首相に直接報告している
  • 公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+

    代々木公園の入り口は、多くのイラン人でごった返していた=西山毅・写真/文 「東京のキャバブのけむり」(ポット出版発行、径書房発売)より ■欧州に渡った 2人の明暗 2001年秋から04年春までテヘランで暮らした私にとって、イラン人は親日家という印象が強い。だれもがテレビドラマ「おしん」(*1)を知っているし、「ヒロシマ」を口にする。 (*1)1983年~84年に放映されたNHKの朝ドラ。戦中、戦後の混乱期を生きる女性を描いた。イランではイラクとの戦争中に放送されて共感を呼び、放送中は街から人影が消えるほどの人気に。 それだけに、1990年代初めに起きたことが心のどこかにつかえていた。当時、メディアは「公園がイラン人に占拠された」とセンセーショナルに報じた。変造テレホンカード(*2)や薬物取引など犯罪がらみの報道ばかり目立った。 (*2)公衆電話用のプリペイドカード。国際電話ができるカード式

    公園を埋め、そして消えたイラン人 あの波は日本に何をもたらしたか:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/06/10
    いまや都市部では外国人の姿は当たり前になった。自然に接する若者も増えていると思うのだが、自分たちを脅かす存在として反発する気持ちも強まっているのだろうか
  • 日本は米・イラン関係を仲介できるのか? :朝日新聞GLOBE+

    日米首脳会談の冒頭、握手する安倍晋三首相とトランプ米大統領=27日午前11時4分、東京・元赤坂の迎賓館、代表撮影

    日本は米・イラン関係を仲介できるのか? :朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2019/06/01
    イランも当然ながら安倍首相とトランプ大統領の個人的な関係は知っている。そこで培った信頼関係をテコに、アメリカを交渉の場に引き出し、イランの不信感を軽減することは可能であろう
  • フィンランドのコーヒー消費量が世界一の秘密は、労働者の権利にあり:朝日新聞GLOBE+

    世界各国のコーヒー消費量が毎年発表されると、北欧各国がランキングトップを占めることが多い。 特にその消費量が世界一としても知られるのが、ムーミンの国としても有名なフィンランド。首都ヘルシンキに渡り、現地の専門家たちに話を聞いてみた。 スペシャルティコーヒー・フィンランド協会の代表であるアレクシ・クーシヤルヴさんと、市内にあるカフェ「Sävy」(サヴ)でお会いした。 コーヒーにこだわりがあるなら、ぜひ立ち寄りたい一か所「Sävy」 Photo: Asaki Abumi アレクシさんは、良質な豆を焙煎する「Good Life Coffee Roasters」(グッド・ライフ・コーヒー・ロースターズ)と、このカフェ「サヴ」の経営者でもある Photo: Asaki Abumi 浅煎りで酸味のある良質な豆、いわゆる「ノルディック・ロースト」(北欧風焙煎)ともいわれるトレンド。フィンランドでのトレン

    フィンランドのコーヒー消費量が世界一の秘密は、労働者の権利にあり:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/05/02
    (これが「カフェハラ」というやつか)労働法では、コーヒー休憩を必ず設けるように、法律で定められている/労働規約で『休憩』とではなく『コーヒー休憩』と、『コーヒー』という言葉が強調して明記されている
  • 自由貿易は民主主義を滅ぼす エマニュエル・トッドが訴える保護貿易:朝日新聞GLOBE+

    Emmanuel Todd 1951年生まれ。人類学者、歴史学者。人口や家族構造の分析によってソ連の崩壊などを予見。アメリカの衰退を予言した「帝国以後」(2002年)は、世界的ベストセラーになる。著書に「デモクラシー以後」「家族システムの起源」「グローバリズム以後」など。 ――米中貿易摩擦をどう見ていますか。 「二つの仮説を立てています。ひとつは経済的な面ですが、米国でとりわけグローバリゼーションが進みすぎたということです。中国が世界の自由貿易体制に入りましたが、一方で米国は最近、死亡率が増加し、平均余命が低下している。そうした要因が合わさって、行き過ぎた自由貿易を止めなければいけないという動きが起きている。何らかの保護、保護主義を必要としているというのです」 「もう一つは、より政治的で、グローバルな覇権をめぐるものです。これは、米国が唯一の超大国ではなくなったことに起因します。中国は20

    自由貿易は民主主義を滅ぼす エマニュエル・トッドが訴える保護貿易:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/04/17
    (学者によるともう限界らしいので滅びるならけっこうなことでは)自由貿易は民主主義を滅ぼす
  • 自由貿易礼賛に変化 エコノミストから聞こえる反省の弁:朝日新聞GLOBE+

    ラストベルト(さびついた工業地帯)の典型的な街の一つ、オハイオ州ヤングスタウン。2016年の米大統領選では、両党の候補が何度も訪れた=五十嵐大介撮影 「私たちは何年も自由貿易の恩恵を訴えてきたが、誰も聞いてくれなかった」。昨年12月、世界貿易機関(WTO)部での講演で、世界銀行チーフエコノミストのピネロピ・ゴールドバーグは嘆いた。「テクノロジーと同様、貿易は一部の地域にとても深刻な影響を与えている。貿易自由化で『勝ち組』と『負け組』がいることを認識し、どうしたら負け組の人を補償できるかを考えるべきだ」 ゴールドバーグはスライドで、ブラジルが1990年代に進めた貿易自由化の前後の、雇用や賃金のグラフを示した。安定して推移していた雇用のグラフは、自由化を境に右肩下がりになっている。ゴールドバーグは「短期的なものだという人もいるだろうが、長期的にみても回復がみえず、むしろ悪化した。ここから示さ

    自由貿易礼賛に変化 エコノミストから聞こえる反省の弁:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/04/17
    (同族嫌悪でしかなかったのが我に返って元の鞘に収まったと)貿易協定に対する批判は、従来、労働組合や環境団体など民主党を支持する左派が訴えてきた。こうした主張に寄り添ったのが、トランプだった
  • 『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+

    『否定と肯定』より、デボラ・E・リップシュタット役のレイチェル・ワイズ © DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016 裁判の直接のきっかけに使われたのは、リップシュタット教授が1993年に出した著書『ホロコーストの真実 大量虐殺否定者たちの嘘ともくろみ』。英国人デイヴィッド・アーヴィング(79)は翌年、リップシュタットが講義中のエモリー大学の教室に乗り込み、学生たちの前で彼女を噓つき呼ばわりして責め立てた。この時の様子は映画の冒頭、リップシュタット役のレイチェル・ワイズ(47)と、アーヴィング演じるティモシー・スポール(60)が再現している。 リップシュタット教授はそれまで、アーヴィングに会ったことはなかったという。リップシュタット教授は当時を、「車のヘッドライトに突如照らされた鹿のように身動きができず、どうしたら

    『否定と肯定』 歴史を否定する人と同じ土俵に乗ってはいけない:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2019/03/18
    (嘘を本当と騙して政府からエサをもらうのが仕事でしょ)メディアも『嘘は嘘』だと言わなければならない/基本的な信念は妥協してはいけない
  • ウクライナ政変から5年 地域研究者による極私的回想:朝日新聞GLOBE+

    ウクライナの首都キエフの中心部、独立広場(マイダン)の風景。2014年5月に撮影したものであり、政変から3ヵ月を経ても事件の爪痕がそのまま残され、さながら革命テーマパークのようだった(撮影:服部倫卓)

    ウクライナ政変から5年 地域研究者による極私的回想:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/03/05
    達郎さんは、「WAR SONG」を演奏する前、MCでこう述べていました。「...それにしてもウクライナ問題が報道される際に、『親ロシア派』という紋切型の言葉が繰り返されるだけで、誰もその本質を説明してくれない」
  • 米朝首脳会談 食い違う「全面制裁解除」と「部分制裁解除」:朝日新聞GLOBE+

    2月27-28日にハノイで行われた第二回米朝首脳会談は、当初緊張を含みながらも和やかな雰囲気で始まったが、結局合意に至らないという結果となった。日の報道では、予想外の結果であるが、安易な妥協をするよりは合意がない方が良いという評価が多かったように思える。また、合意に至らなかったのは、北朝鮮が寧辺核施設の破棄と引き替えに、「制裁の全面解除」を求めたからだ、というトランプ大統領の記者会見の解釈に基づいて解説がなされており、この点も違和感を覚えている。少し詳しく見てみたい。 トランプの交渉前のロジック トランプ大統領が席を立ったのは、二日目の拡大閣僚協議から加わったボルトン安保担当補佐官の存在が大きいという見方が多数ある。確かに、それまでのトランプ・金正恩の1対1会談や夕会(ポンペオ国務長官、マルバニー首席補佐官代行が同席)では、相対的に和やかな雰囲気があり、トランプ大統領も交渉に前向きな姿

    米朝首脳会談 食い違う「全面制裁解除」と「部分制裁解除」:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/03/05
    その意味で北朝鮮が求める「国連制裁」の部分的な解除だけでは不十分であり、米国の「独自制裁」も解除しなければ北朝鮮が経済発展をするための取引を自由にすることができない
  • ボスニアの融和はまだ遠い 一つの校舎、教室は民族ごと:朝日新聞GLOBE+

    トラブニクの分離学校の校庭。サッカーボールをフェンス越しに投げ返そうとするボシュニャク人生徒=2018年10月8日、Laura Boushnak/©2018 The New York Times

    ボスニアの融和はまだ遠い 一つの校舎、教室は民族ごと:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2019/03/05
    トラブニクの分離学校の校庭/この街にある学校は内戦の遺産を引きずったまま、真ん中が金網フェンスで仕切られている。生徒は毎日、同じ学校に通いながら民族別に分かれて勉強している
  • ヒトラーだけが悪人か ホロコーストに加担した普通の人たち 『ちいさな独裁者』:朝日新聞GLOBE+

    ■ナチス大尉になりすました19歳 『ちいさな独裁者』の舞台はドイツ敗戦まで約1カ月に迫った1945年4月から始まる。ソ連軍などの攻勢が厳しくなる中、脱走した若きドイツ兵ヴィリー・ヘロルト(マックス・フーバッヒャー)が寒さと餓えにあえぎ放浪するうち、軍用車両やナチス将校の立派な軍服を見つける。身にまとったところへ年上の上等兵フライターク(ミラン・ぺシェル)が現れ、そのまま大尉になりすましてヒトラーからの任務をでっち上げ、フライタークを従える。その後も憲兵隊や物の大尉らに出くわすが、巧みな嘘を重ね、ヒトラーの権威を笠に着ながら、狂気の独裁者ぶりを発揮してゆく。 『ちいさな独裁者』より © 2017 - Filmgalerie 451, Alfama Films, Opus Film 実際のヘロルトが大尉になりすましたのは、当時わずか19歳。大尉と信じさせるにはいかにも若すぎるが、今作を見ると

    ヒトラーだけが悪人か ホロコーストに加担した普通の人たち 『ちいさな独裁者』:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/02/11
    「ただ巻き込まれただけ」という神話/「人はそうしたヒーロー的人物になりたがり、倫理的な視点を持った人物と自分を重ね合わせて見る方が楽だと感じる...歴史はそうはなっていないのだから」
  • 不安定な政治、くすぶる王政復古論 イタリア王家の末裔に心中を聞いた:朝日新聞GLOBE+

    イタリア中部トスカーナの田園地帯にある屋敷で、アメデオ・ディ・サボイア・アオスタ(75)はと2人、静かに暮らしていた。欧州きっての名家サボイア家につらなる。第2次大戦後、共和制となったイタリアで、王位継承権を主張する旧王族の一人だ。 最後のイタリア国王ウンベルト2世の遠縁にあたる。今は植物の種の保存を研究する財団の総裁をつとめる。共和国憲法を持つイタリアで、自らが王位に就く可能性は「ない」としつつ、息子アイモーネ(51)には帝王教育を授けてきた。「王室は常に国民に愛されてきたし、私も子どもの頃から王になるための厳しい教育を受けた。息子が国王になる可能性はあると思う」 ナポリの旧王宮にある「玉座の間」。現在は博物館になっている=河原田慎一撮影 アイモーネはタイヤ大手ピレリの役員を務め、現在はモスクワに住む。可能なら王位につく気持ちはあるのか。「サボイア家はイタリア国家の創立に多大な貢献をし

    不安定な政治、くすぶる王政復古論 イタリア王家の末裔に心中を聞いた:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2019/01/11
    サボイア家/息子アイモーネ(51)には帝王教育を授けてきた。「息子が国王になる可能性はあると思う」/君主制復活を目指す団体「イタリア君主制連合(UMI)」
  • 「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+

    ■圧力もうまく使うなら 日のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新

    「軍事政権だって、いいじゃない」という学生たち:朝日新聞GLOBE+
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    paravola 2018/12/14
    「軍政が良いという学生は、5年前ならクラスに1人か2人だった。でも今は、『どちらかといえば』も含めると、半数近くになってきました」
  • 公務員の半分が外国人 カタール政府機関で広報を担う日本人、福嶋タケシ:朝日新聞GLOBE+

    私のON 2010年からは現在の広報の仕事をしています。毎朝、職場に着いたら、まずアラビア語新聞5紙と英字新聞3紙すべてにざっと目を通し、職場に関係するニュースや注目するべき記事を切り抜いて、まとめるのが日課です。日中は政府の幹部が各地を視察したり、海外の要人と会ったりした時に、写真を撮影するのが主な仕事です。政府専用機で海外出張に同行するなど、通常では味わえない経験をできるのも魅力です。現地の新聞は、主要なイベントや記者会見は自分たちでも撮影しますが、なぜか私が撮影した政府提供の写真を使うことが多いですね。 撮影した写真はカタール各紙に掲載されることが多い=福嶋タケシさん提供 外国人が国家公務員というのは意外かもしれません。こちらは管理職はカタール人ですが、その下の職員はエジプト人、スーダン人、インド系など外国人が多く働いており、約2000人の職員が働く私の役所でも外国人が半分ほどを占め

    公務員の半分が外国人 カタール政府機関で広報を担う日本人、福嶋タケシ:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2018/11/06
    いまはアラビア語に不自由することは、ほぼありません。しかし、30歳手前でアラブ首長国連邦(UAE)に初めて留学した時は、「こんにちは」「ありがとう」の二言しか知らない状態でした
  • 人工知能は人類を滅ぼすのか AIが人間を超えるために必要な条件とは :朝日新聞GLOBE+

    「AGIの開発につながる、最新の機械学習を試みている研究者がいる」。そんな話を聞きつけて8月末、米カリフォルニア大バークリー校助教授、セルゲイ・レヴィンの研究室を訪れた。 だが、レヴィンと学生たちの実験を目にした時には、少々脱力した。AIがロボットアームを操作し、おもちゃやを動かそうとするのだが、その動きはあまりにもぎこちなく、たどたどしい。このような実験が「人間を超える知性」の実現につながるのか。 工場のロボットは複雑で精緻な動きをするが、予めプログラムされた融通の利かない動作であり、たえず状況が変化する外の世界では通用しない。レヴィンたちはAIが自ら「モニターに映し出されたさまざまな物体を動かす」という試行錯誤を繰り返すことを通じて、「腕をどう動かせば、物体がどこに移動するか」予測させることを試みている。赤ん坊が遊びを通じて、徐々に外の世界を学ぶように。 カリフォルニア大学バークリー

    人工知能は人類を滅ぼすのか AIが人間を超えるために必要な条件とは :朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2018/10/12
    「AGI(汎用人工知能)」/人間との能力差が特に際立つのが「新しいことを習得する際に必要な学習量の差」/『指数関数的発展』の永続はあり得ない。AIをAGIへと進化させるため欠けている要素はまだ全然分かっていない
  • きっかけは日本の超有名すし店 中国のトップエリートが麺レストランを仕事に選んだ理由 (朝日新聞GLOBE+)

    目標は「宇宙人に研究されるほどの店」 米粉は中国の南方で好まれる主だ。一説によると、歴史は紀元前3世紀、秦の始皇帝が南部・桂林に攻め入ったときにさかのぼる。麺をべ慣れた北方の兵士が、南の米に慣れなかったため、米を麺に加工してべたそうだ。日人がよく知っているビーフンより太い。ちょうどスパゲティといったところか。 「看板商品」と書かれている「黄牛肉粉」(28元=約462円)を頼んでみた。頼んで数分でできあがった米粉は、辛みのきいた汁にマッチし、添えられた牛肉が味わいの幅を広げていた。この日は昼べていなかったこともあり、夕飯の時刻が迫ってはいたが、あっという間に平らげてしまった。 ふと配膳口の上を見ると、壁には「碩士(大学院生)米粉」と書かれていた。なぜ、大学院生なのか。この会社が生まれた経緯と深く関係している。 天津市の「伊勢丹」が入るビルの地下2階にある「覇蛮」。「大学院生の

    きっかけは日本の超有名すし店 中国のトップエリートが麺レストランを仕事に選んだ理由 (朝日新聞GLOBE+)
    paravola
    paravola 2018/10/05
    (「差別じゃなくて区別だ」みたいな)目標は「宇宙人に研究されるほどの店」/レストランを始めたきっかけは「『二郎は鮨の夢を見る』を見て感動したから」/競争という渋滞をすり抜けるための「差異化」の戦略
  • アメリカを裏切ったアメリカ大統領:朝日新聞GLOBE+

    ヘルシンキで開かれた会談後の記者会見で握手するトランプ米大統領とロシアのプーチン大統領=7月16日、ロイター

    アメリカを裏切ったアメリカ大統領:朝日新聞GLOBE+
    paravola
    paravola 2018/10/01
    (政権交代したら「日本を裏切った首相」とかやられたりして)自らの政府をも裏切る大統領であることを白日の下にさらしたのである/「自分を選挙で勝たせてくれた人は誰でもファースト」ということを明らかにした