株式投資などを始めると、年明けに「特定口座年間取引報告書」という書類が証券会社から送付されてきます。この書類は1年の株式取引の損益が記されているというだけでなく、確定申告などにも使う個人投資家にとって大切な書類です。 ここでは「そもそも特定口座年間取引報告書の特定口座とは?」という点も含め、この書類の使い方と見方について解説します。 そもそも「特定口座」とは そもそも特定口座は、上場株式等の譲渡益課税について個人投資家の申告手続きを簡素化するための制度です。投資家が上場株式などの投資商品を保有する場合に、年単位でその取引状況について証券会社側が計算を行い、作成するのが「特定口座年間取引報告書」です。 投資を始めるにあたって証券会社に取引のための口座を作りますが、その際、大きく分けて「特定口座」と「一般口座」どちらかになります。 特定口座は、1つの証券会社につき1つの口座のみ開設できるもので
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