フィギュアスケートのエキシビションやPerfumeのライブ、東京オリンピック招致の映像から、有名CMまで。数多の分野で世界を驚かす表現を生み出し続けている真鍋。真鍋が表現を生み出すときに大前提にしているのが、誰もやらないことをやる、という至極シンプルなことだ。たとえクライアントから、「○○○のようにしてほしい」と前例を出されても、絶対に同じものは作らない。真鍋が関わる限り、何か新しいこと、誰もやっていないことを盛り込む努力を必ずするという。真鍋は番組の中で次のように語っている。 「誰かがやりそうだなと思うことはちょっと避けちゃう節はあるかもしれないですね。1点物で作っていくっていう。そうやって価値をつけていかないといけない。それってすごくコストパフォーマンス悪いのでなかなかやりづらいと思うんですけど。3年後に、もう誰でもできて全く価値がないものになったときに、じゃあ何をやっているかっていう