選挙の妨害ではなく民主主義を守るために、AIを使った人工的なビデオ広告が制作された。 by Karen Hao2020.10.02 76 399 6 4 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と北朝鮮の金正恩委員長が出演する2つの政治広告が9月29日、ソーシャルメディアに流れた。ディープフェイクで作られた2人のリーダーは、どちらも同じメッセージを伝えている。米国は両国からの選挙干渉を受ける必要はなく、自ら民主主義を崩壊させるだろう、というものだ。 不気味な広告だが、その目的は正当なものだ。 トランプ大統領が郵送投票への批判を繰り広げ、平和的な政権移行を拒む可能性が示される中、超党派団体「レプリゼントアス(RepresentUs)」が来る米大統領選における市民の投票権を守るために実施しているキャンペーンの一環だ。その目的は、米国人に衝撃を与えて民主主義の脆弱性を理解してもらい、有権者登録の確認
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