ホンダは宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面探査車の開発に参画する。これまではトヨタ自動車が協力しており、燃料電池システムでホンダの技術も活用する。米国主導の有人月面探査「アルテミス計画」で2029年の投入を目指す。米国は宇宙技術の開発で民間企業を活用し成果を上げている。日本も企業と連携して宇宙開発の国際競争力を底上げする。JAXAは16日までに月の有人探査車の燃料電池システムを開発する連携
米国のアポロ11号が月に着陸して20日で50年。日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズ(FT)の共同調査で、2018年に世界のロケット打ち上げ数が128機と冷戦期の1984年以来、34年ぶりの高水準を記録したことが分かった。「データマネー」と呼ぶべき民間資金の大量流入が背景だ。超大国が国威を競う20世紀から一変し、新たな宇宙開発競争が広がる。「我々は1960年代より困難な宇宙競争の最中にある
米国ユタ州の模擬火星基地MDRS(Mars Desert Research Station)で火星生活実験中、船外活動に出るCrew191「チームアジア」のメンバーたち。(提供:The Mars Society / NPO法人日本火星協会) 今年7月末、火星が地球に大接近する。あの赤い惑星に人類はいつか行けるのか。行けるとしたらどんな人?火星は往復で3~4年かかる。火星ミッションに選ばれるのは「精神的にも肉体的にもタフで、頭脳明晰なスーパーマンのような人だろう」と想像しがちだ。ところが「日本人が火星飛行に向いている」と言うのが、村上祐資さん。南極越冬隊や北極、エヴェレストベースキャンプ、JAXAの閉鎖実験など、極限環境での滞在が合計1000日を超える「極限生活のプロ」である。その極限プロ曰く「日本人の曖昧さがいい」と。え、曖昧さがいいって、どういうこと? 村上さんの火星生活シミュレーション
日本時間の2月7日午前5時45分、世界最大の打ち上げ能力を持つロケット「ファルコン・ヘビー」が、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられ、搭載していた赤い電気自動車を、火星に向かう軌道に投入することに成功しました。大勢の人が打ち上げを一目見ようと現地を訪れ、打ち上げの映像はインターネットでも中継。宇宙服を着たマネキン「スターマン」が乗る赤い電気自動車が、青い地球をバックに宇宙空間を“疾走”する姿は、多くの人を驚かせました。このロケットを打ち上げたのは、イーロン・マスク氏が立ち上げたアメリカのベンチャー企業「スペースX」です。2024年の有人宇宙船による火星到達、さらには、将来の火星移住計画を発表しているスペースXにとって、火星まで大量の物資を運ぶ能力を持つ今回のロケットの打ち上げは、今後、計画が実現するのかどうかの大きな試金石となるものでした。また今回のロケットは、1段目の3本のロケットエンジ
SpaceXの超巨大ロケット、ファルコン・ヘビー打ち上げ成功! 乗っかったテスラ・ロードスターが何これもうSF映画の世界2018.02.07 10:4214,938 塚本 紺 火星移住に向かって一歩前進です。 27個の(第一段階)巨大エンジンを抱え、現時点で世界最大のパワーを持ったSpaceX(スペースX)のロケット、Falcon Heavy(ファルコン・ヘビー)。火星移住を目標に開発が進められてきたわけですが、先日イーロン・マスクが宣言した通り、2月6日(日本時間7日早朝)に打ち上げが行なわれ無事に成功したようです。 Liftoff! pic.twitter.com/2ypESsi1sF — SpaceX (@SpaceX) February 6, 2018 Falcon Heavy side cores have landed at SpaceX’s Landing Zones 1 a
2017年9月15日、その役割を終えて土星の空に流れ星となって消える土星探査機カッシーニ。その功績を、カッシーニから届けられた美しい土星の写真と共にNASAで働く日本人技術者・小野雅裕さんが緊急解説! 来週9月15日、また一つの宇宙探査機が流れ星となって消える。ただし、地球ではなく土星の空に。 最期を迎えるのは土星探査機カッシーニだ。カッシーニは13年にわたって土星を周回しながら目覚ましい発見を続けてきたが、まもなく燃料が切れる。制御不能になる前に、探査機を土星大気に意図的に突入させ自己消滅させるのである。 この最後のミッションを、NASAは「グランド・フィナーレ」と呼んでいる。 カッシーニの輝かしい功績 カッシーニは、先輩探査機であるボイジャーが残した「宿題」を解くために打ち上げられた。1980年、81年に土星を通過した2機のボイジャーは数々の発見をしたが、多くの謎も残したまま、天王星、
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