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  • Perfumeのインタビューが読みたくて買った「ROCKIN'ON JAPAN」だけど、Perfumeのインタビュー以外はあまり興味がないんだよなあ、もったいないよなあ、というありがちな気持ちを起点にして、メディアについてあれこれ考えてみました。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    Perfumeのインタビューが読みたくて買った「ROCKIN'ON JAPAN」だけど、Perfumeのインタビュー以外はあまり興味がないんだよなあ、もったいないよなあ、というありがちな気持ちを起点にして、メディアについてあれこれ考えてみました。 ●    ● 少し前に、Perfumeのインタビューがネットで話題になったことがありましたよね。あ〜ちゃんが苦悩しているとかなんとかかんとか。ブログで引用されていたPerfumeのインタビュー記事が興味深くて「ROCKIN'ON JAPAN」7月号を屋さんで買いました。その号はRIP SLYMEの特集号で、特にPerfumeの特集号というわけでもなく、そもそも私は日のロックシーンはあまり詳しくなく、わずか10ページほどのPerfumeの記事以外は、私はどうにもこうにも興味を持てなかったわけです。 そもそも「ROCKIN'ON JAPAN」とい

    Perfumeのインタビューが読みたくて買った「ROCKIN'ON JAPAN」だけど、Perfumeのインタビュー以外はあまり興味がないんだよなあ、もったいないよなあ、というありがちな気持ちを起点にして、メディアについてあれこれ考えてみました。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/08/11
    雑誌の場合、特集の突発的な人気で普段と違う読者層を取り込めたときは、次号以降2弾3弾と同じ路線を繰り返して定期購読者になってもらうというやり方もあるからなあ。
  • トレインチャンネルが少し変わりましたね - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    JR東日の山手線、京浜東北線、中央線などの車内で放映されているデジタルサイネージ放送に、「トレインチャンネル」というものがあります。東京でJRを使って通勤・通学している人は見たことがあるのではないでしょうか。デジタルサイネージと言えば、スーパーや薬局なんかで小さな液晶モニターで情報やテレビCMを流したり、大小含めて様々な取り組みがありますが、この「トレインチャンネル」は、代表的な成功例のひとつではないでしょうか。 現在は、車内の扉上に左右2つの液晶画面があって、一方は放送コンテンツが映し出され、もう一方は、行き先情報や運休情報が流されています。新型車両が導入される前は、今より小さな画面ひとつだけで、放送コンテンツと情報が交互に流される仕組みでした。この「トレインチャンネル」の人気が出たのは、2画面になってからだそうです(参照)。以前、1画面の頃に、この媒体で流す映像広告を作ったことがあり

    トレインチャンネルが少し変わりましたね - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/05/03
    「2画面体制後に人気が出たという現象は、広告というものの本質をよく表しているような気がします。つまり、広告は本質的にサブコンテンツであるということ」
  • 村上春樹「エルサレム賞」受賞スピーチ報道は、新聞がネットユーザーから見直される絶好のチャンスだった。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    確かに、速報は新聞が速かったけれど、そのスピーチの全貌を日に伝えるのは遅かった。その全貌を日語で伝えたのは、新聞ではなく個人のブログだった。多くのブログで、コメントが書き込まれ、時間が経つにつれ、その翻訳は生き生きとした言葉に変わっていった。それを、一ネットユーザーとして眺めながら、なんとなく久しぶりにネットというのはいいものだと思った。 新聞はチャンスだったと思う。今の日の新聞は、どこもネットでサイトを持っている。なのに、どの新聞も速報とスピーチの部分引用だった。少なくともネットでは注目されていたし、新聞から全文および全訳が出ることを期待しているようだった。いくつかのブログでその日語訳を読みながら、いいスピーチだったと思ったし、いろいろ考えさせられる内容だった。 新聞あるいは通信社は記者を送っているはずで、その内容をライブで知る特権的な立場にあったはず。これだけの内容をライブで聴

    村上春樹「エルサレム賞」受賞スピーチ報道は、新聞がネットユーザーから見直される絶好のチャンスだった。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/21
    日本の大メディアは政治家に酒を飲ませ自らが政局の主人公になるゲス記者と、そんな隙だらけの政治家を愛する。女記者と酒を飲んで羽目を外してくれないことには、文学者の言葉を伝えることが彼らはできない。
  • 「およげ!たいやきくん」の世界 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    この「およげ!たいやきくん」は、日で最も売れたシングルレコード・CDとのことで、ギネスには455万枚と記録されていて、オリコンに記録されていないものも含めると推定500万枚以上とのこと。発売が1975年12月で、翌76年に大ヒット。このレコードは、確か私がはじめて買ったシングル盤でした。私が9歳のとき。 およげ!たいやきくん - YouTube この曲は、後半の歌詞が秀逸というかシュールというか、YouTubeのコメントでも「トラウマの曲だ!笑」とあって、当時の子供たちは、この「死のイメージ」に敏感に反応したのではないかな、と思います。あらためて聴くと、いろんな矛盾がさらっといなされている感じがして、不思議な感覚があります。 毎日毎日 僕らは鉄板の 上で焼かれて 嫌になっちゃうよ ある朝 僕は 店のおじさんと けんかして 海に逃げこんだのさ 初めて泳いだ海の底 とっても気持ちのいいもんだ

    「およげ!たいやきくん」の世界 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/15
    歌詞の向こうに見える1976年という転換点。「集合的主体から個となり、夢破れ再び『僕ら』へ戻る物語、あるいは僕らが僕になることの挫折を死として表現」。この年を境に「僕」という表現が選好され始める。
  • カラオケ - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    昨日は、とある競合プレゼンのお祝い会。ま、ともあれ、年始最初のプレゼンに勝ててよかったです。7時頃にとっても美味しい小さな中華料理屋さんで祝杯。そのあと、ダーツバーみたいなことろに行き、最後は朝までカラオケ。御徒町から山の手線に乗って、まだ快速が走っていない中央線で帰ってきました。なんかこういうの久しぶり。 昔はことあるごとにこういう飲み会があって、それこそ人によっては飲み会がやりたいから仕事をするんだ、みたいな営業もたくさんいてました。店選びも、仕切りも抜群。で、そういう人は仕事もよくできて、若い営業なんかは、そういう先輩の仕切りを手伝うことで、営業スキルを学んでいくみたいなこともあったようです。 私はカラオケが苦手で、プライベートではめったにカラオケに行きません。こういうタイプは、ジャズとかをやっていたヤツにも多かったような気がします。なんか違うだろ、みたいな不粋なことを言いがちでした

    カラオケ - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/15
    昔没になった企画の紹介。めちゃうまい。
  • 今回のGoogle騒動を雑誌媒体になぞらえると - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    世の中のありとあらゆるコンテンツを集めるという「Google」という名の雑誌があって、読者の投票と編集委員の厳正なる投票でランクが高いものが前の方のカラーページに掲載されていて、読者は読者でカラーページを楽しみにしていて、人気が高い。その雑誌の主な収入源は広告収入で、当然、大人気のトップのカラーページの広告媒体費は高くて、ページを追うごとに安く設定をされている。 この雑誌、なぜかこの分野ではナンバーワンになっていて、今、世の中のコンテンツで何が人気があるのかがすぐ分かるみたいな感じに思われていて、なぜそんなに信頼があるのかというと、それは不正な読者の投票を防ぐ仕組みがしっかりしていて、編集委員もすごく厳正だ、と思われているから。それが当かどうかは分からないけれど、世間的にはそう信じられている、と。 で、この「Google」という雑誌、欧米なんかでは名実ともに圧倒的なナンバーワン雑誌なんで

    今回のGoogle騒動を雑誌媒体になぞらえると - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/02/13
    GoogleのPayPerPost問題について。既存メディアは記事と広告記事、純広告が混じっているのに対し、Googleは純広告一本で行こうとしていると指摘。既存メディアの問題が調査報道と提灯記事がないまぜの紙面であることを示唆
  • 久しぶりに思い出した戦略十訓。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    戦略十訓。これ、ひと昔前に使われていた広告会社の訓示集。当然、会社の内部で使われていたもので、外向けの言葉ではありません。今は使われていません。この訓示は、当時は広告業界ではすごく有名でしたし、マーケティングの講座なんかでも紹介されることも多かったようです。 1. もっと使わせろ 2. 捨てさせろ 3. 無駄使いさせろ 4. 季節を忘れさせろ 5. 贈り物をさせろ 6. 組み合わせで買わせろ 7. きっかけを投じろ 8. 流行遅れにさせろ 9. 気安く買わせろ 10. 混乱をつくり出せ 当時は、広告に携わるものが常に持っていなければいけない戦略性として、肯定的に捉えられていました。もちろん、この戦略十訓は消費者に見透かされるようじゃ駄目だろうけど、ある種の職能の音としては、身も蓋もないなあとは思いますが、なるほどなあという見事な出来で、まあ、巷にあふれるライフハックなんかもこんな感じだし

    久しぶりに思い出した戦略十訓。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 広告的、ウェブ的 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    これはいろいろと誤解を招きやすい概念だと思うので、この広告的、ウェブ的という概念を思いつくきっかけから書きたいと思います。それと、あらかじめ言っておきますが、長いです。でも、ひとつ読んでやるか、という方は、少々のお時間おつきあい願います。では、始めますね。 私が広告を制作する際に重視することのひとつにメディアがあります。テレビ、新聞、パンフレット、ウェブ。その他にも多種多様なメディアがありますよね。そのメディアを大きく分けると、大雑把に2つに分けることができます。 それは、受動メディアと能動メディアです。受動メディアはテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、交通、ウェブのバナーなど。つまり、人が他のことを考えていても目や耳に受動的に情報が入ってくるタイプのメディアのこと。能動メディアは、パンフレットやDM、企業ウェブサイト(スペシャルサイト)など。つまり、人が能動的にならなければ目や耳に情報が入ってこ

    広告的、ウェブ的 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
  • 「enは転職者とはてブを応援しています。」と、広告とネットコンテンツの新しい関係。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    はてなブックマーク(参照)の自社広告(はてなが用意するという意味です)枠がエンジャパンに変わりました。私は前から、はてなブックマークの自社広告枠を注目していて、前にリクルートだったときは、けっこうコピーに力があって、面白いなあと思っていました。リクルートの場合は、自社であらかじめ読み物系のコンテンツを用意しておいて、そのコンテンツの内容を想起させるようなコピーを掲載し、なんだろうと思わせておいて、自社コンテンツに誘導するというカタチでした。 ネット広告は、アーカイブ性が少ないので、ここに事例を示せないのが残念ですが、リクルートでは、ユーザー目線のつぶやきコピー系だったように記憶しています。テキスト系のネット広告としては異彩を放っていましたが、方法論としては王道で、どちらかと言えば、広告が元気だった頃の手法に近く、見ている側からの印象としては、テキスト広告でもやり方を考えればここまでできるん

    「enは転職者とはてブを応援しています。」と、広告とネットコンテンツの新しい関係。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/01/05
    「あるコンテンツのスポンサーになり支えることで広告をする」。メディアと広告の本来の関係。スポンサーが、支えたことを誇りに思えるようなコンテンツを作ること。
  • 考えようによっては、今の時代ほどおもろい時代はないのかもしれんよなあ。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    という気持ちがどこかにあるんだろうな。なんの因果か広告みたいな職業について、私がはじめた頃から衰退傾向はあったし、なんとなくは今のような感じになるんじゃないかという感覚は当時からもってはいたけど、ここまであからさまな状況になるとは考えてなかったし、正直言って、ここまでわかりやすい状況は想定外でした。俺はそう思ってたよ、というヤツがいたら、そいつはきっと嘘ついてると思うしね。あの状況で、こうなることは想像しにくいよなあ。 ちょっと前に言われていたことは、これからはネットの時代。広告もみんなネットに変わるって。それも、ちょっと違うかな、という感じを持っていました。もうひと展開もふた展開もあるでしょうが、この感覚はきっと間違いじゃない気がしています。どっちかというと、いままでの広告の衰退。正しくはダウンサイジング。なんで、その広告はネットも含む。 で、この広告の衰退というのは、大きくいえば、ネッ

    考えようによっては、今の時代ほどおもろい時代はないのかもしれんよなあ。 - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/30
    不景気により広告費が減少しているのではなく、広告そのものが衰退し、それは民間コンテンツ全体の衰退でもあるという視点からの感慨。チープなメディアの強さ。試行錯誤の中で作られるだろうこれからの時代。
  • ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 「死」のイメージがどこかに隠されていると、広告はヒットする。

    まあ、これはたわごとだと思ってください。だから何、という話なので。 ヒット広告の中には、ある種の共通性があって、そのひとつは「死」のイメージだったりするのよう気がします。前回のエントリで取り上げた東京ガスのCMにも、それがありますよね。歴史によって死を運命付けられた信長が、ガスパッチョな楽しい現代の生活と別れを告げるときに「達者でな」と言うんですよね。私、あのCMを見て、ゾクッとしました。 フロイドの精神分析などを借りると、一応、エロス/タナトスみたいな説明はつけられると思いますけど、とりわけに日の場合は、その死のイメージを想起させる広告が多いような気がするんですね。これは、欧米に比べ、日が感覚的なコミュニケーションが好まれるからのような気がします。欧米は、かなり知的な説得が好まれるような気がします。これは、欧米のCMが長尺が多く、日は30および15秒の短尺が中心であることにも起因し

    ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 「死」のイメージがどこかに隠されていると、広告はヒットする。
  • アイデアとは何か - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)

    外資系の広告業界にいると、ことあるごとにアイデアという言葉にぶち当たります。ぶち当たるという表現をあえてつかったのは、それが、ぶっちゃけてしまうと非常にうっとうしい場面で出くわすことが多い言葉だからですね。 外資系というのは、アイデア教の教徒みたいなところがあって、またそれが宗教的であるが故に、アイデアという言葉は様々な解釈がなされていきます。アイデアという言葉の意味は、その宗派によって違うという感じです。人によっては、アイデアとは誰も見たことのないことだったり、アイデアとは説明しにくいことをはっきりわかるようにできるメタファのことだったり。 広告にはアイデアが必要不可欠。そういう言い方をする人が求めている広告は、たいがいは「ビジュアルとんち」だったりします。日の広告にはアイデアがない、とその人が言うとき、それは、日の広告には「ビジュアルとんち」がない、と言いたがっていると思って、ほぼ

    アイデアとは何か - ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/22
    アイデア教の教徒が求めるビジュアルとんち。中島らもの本にあった商品の機能をただただ丁寧に説明したことが最高の広告効果を発揮した中東向けラジオの話を思い出した。
  • ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 糸井重里さんの重さ

    コピーライターの時代がありました。言葉を武器に、ひたすら言葉が紡ぎ出す世界を付加価値にして、コピーライターという職業は時代の寵児になっていきました。いま思えば、それはバブルだったのかもしれません。その付加価値には、きっと広告が含まれていなかったのだと思います。小説家、詩人、作詞家、そして、コピーライター。言葉のプロフェッショナルを指向してはいても、それは広告のプロフェッショナルを指向してはいませんでした。 けれども、あの時代はそれでよかったのでしょう。それでもものが売れました。あの時代から少したって、つまり、バブルが崩壊する真っ最中に、私はコピーライターになりました。CIプランナーからの転身だったので、時代の寵児としてのコピーライターにはあまり興味はありませんでした。うまいコピーはうまいと思いますが、そこに憧れはなかったような気がします。 そんな中、これはまいったなと唸らせられたのは、糸井

    ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 糸井重里さんの重さ
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