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ブックマーク / blog.livedoor.jp/markzu (14)

  • F1タイヤ解説 2010年 by 浜島裕英 : F1通信

    1. コンパウンドのポジション表 今年のコンパウンドの特徴 今年も、SS(スーパーソフト)、S(ソフト)、M(ミディアム)、H(ハード)の四種類の中から、各グランプリに適した、二種類(プライム:硬め、オプション:柔らかめ)のタイヤを持ち込みます。右のグラフにある通り、今年のタイヤは昨年に比べると、コンパウンドの硬さの差も、また、作動温度領域の差も少なく設定しています。これは、昨年一年間のデータを分析し、よりレースに適したタイヤを投入しようと考えているからです。昨年は、サーキットや気候によって、どちらか一方のタイヤの性能が発揮されないことがありましたが、今年はそういう事がなくなる見込みです。先週まで行われた冬のテストでも、いずれのタイヤも充分性能を発揮していました。持ち込む二種類のタイヤは、基的に、SS−MかS−Hの予定です。今週の開幕戦バーレーンGPには、SS−Mを持ち込みます。 タイヤ

    F1タイヤ解説 2010年 by 浜島裕英 : F1通信
  • 2010年F1マシンの技術分析: パート1 : F1通信

    技術的観点からすると、2010年は素晴らしい年になるだろう。チームは昨年の技術規約の根的見直しのあと、何が有効で何が有効でないかをまだ学んでいる。いまや二層ディフューザは合法的となり、エアロダイナミシストはこの装置を中心にマシンを設計するチャンスを与えられた。革新的なソリューションが登場することを期待しよう。 さらに、給油禁止、KERSの廃止、幅の狭くなったフロントタイヤなど、細かい規約変更により、グリッドが混乱する可能性もある。 チームが2009年マシンからよい部分(レッドブルの高いVノーズ、二層ディフューザ、車外ミラー、深くアンダーカットされたサイドポッド、2枚のエンドプレートなど)を拝借しても当然である。しかしこれらの特徴は、ふたつの結果を達成することと関連している。 そのふたつとは、マシンのリア、特にディフューザにより多くの空気を送ること、そしてドラッグの主な発生源であるフロント

    2010年F1マシンの技術分析: パート1 : F1通信
  • マクラーレンの革新的なMP4-25を分析 : F1通信

    フェラーリと同様、新しいマクラーレンは、MP4/24に比べノーズが高く、幅広くなっている。昨年のブラウンはバラストを搭載した低いノーズで大成功を収めたが、今年は幅が狭くなったフロント・タイヤのおかげで、マシンのフロントを重くする必要性が減る。 ノーズが高くなったので、その下側のスペースが増えた。マクラーレンは、昨年ウィリアムズが、ノーズコーン下とマシンのリアエンドに向かう気流を改善するために利用したような、「雪かき」装置を設計することにした。 フロント・ウィングは、ときおり使用された昨年のスペシャルバージョンの進化型である。特にアッパーデッキは、フロントウィング・エンドプレートの内側のプレートに張り出すように取りつけられている。 チームは、マシンの中央部にフェラーリのF10と同様に小さいバージボードを追加している。これらボードは、規約によってボディワークの最小半径が規定されている領域の直前

    マクラーレンの革新的なMP4-25を分析 : F1通信
  • ルノー、R30とペトロフを発表 : F1通信

    昨年GP2チャンピオンシップを2位で終え、多額のスポンサーシップを持ち込むと噂されているペトロフは、チームメイトのロバート・クビサとともにヴァレンシアのピットレーンでR30を披露した。 新マシンは、数年前に30周年記念として披露されたのとほぼ同じ黄色と黒のカラーリングを施されているが、大手スポンサー、トタルに敬意を表して、ウィングのエンドプレートは赤に塗られている。 ジェニイ・キャピタルが運営するチームの代表エリック・ブイユは「子供の頃、アルヌーやプロストを見ていた頃を思い出す。またこれはF1に対するルノーのコミットメントに関する明確なメッセージを伝えている」と述べた。 またR30は、マクラーレンやザウバーに似たシャークフィン・エンジンカバーを取りつけているが、それ以外は昨年のR29のかなり保守的進化のように見える。 一方、予想通り、ジェローム・ダンブロージオとホーピン・タンが2010年の

    ルノー、R30とペトロフを発表 : F1通信
  • BMWザウバー、C29を発表 : F1通信

    今シーズンはフェラーリ・エンジンを搭載するマシンは、2009年末BMWがF1から撤退したあと、チームにとって最初のマシンである。 2005年チームをBMWに売却したペーター・ザウバーは、BMWの撤退を受け、再びヒンウィルのチームを買い戻した。 ザウバーがチームを買い戻す前、チームが2010年グリッドに並べるかどうか疑問視されていたが、トヨタがF1からの撤退を発表したため参戦枠が空いた。 マクラーレンが新マシンに使用したのと同様のシャークフィンを搭載した新しいC29に乗るのは、ペドロ・デ・ラ・ロサと小林可夢偉である。 ペーター・ザウバー 「過去数ヶ月間は我々にとって非常に緊迫していた」 「まず我々はチーム存続のために戦い、その後は将来のために強力な土台を築くことに集中しなければならなかった」 「あのような混乱にもかかわらず、2010年マシンの技術的準備は途切れることなく継続され、2009年春

    BMWザウバー、C29を発表 : F1通信
  • ルノーR30、 ヴァレンシアでの分析 : F1通信

    ウェブ上での最初の反応は、カラーリングに対するかなり率直で、オレンジ、青、黄色、赤が入り乱れた3年間のあと、やっとルノーが格好よくなったというコメントがあった。 ノーズ下に低圧部分をつくるための大きく幅が広いノーズコーンが依然として残されており、マシンそのものは明らかに昨年のルノーR29の進化である。しかし、かなり話題になったノーズは依然として開発中であり、シーズン開幕前にさらなる進歩があるかもしれない。 2009年と同様、フロント・ウィングは再びかなりシンプルなソリューションである。実際、ルノーは2009年のマシンが先頭争いをできなかった理由のひとつとしてウィングを挙げていたので、これがほとんど変化していないことに実際に驚いた。チームが新バージョンのウィングを隠していたとしても意外ではない。 サイドポッドも明らかな進化型であり、これまで発表された3チームのマシンとは反対に、ルノーはマシン

    ルノーR30、 ヴァレンシアでの分析 : F1通信
  • メルセデスMGP W01、ヴァレンシアでの分析 : F1通信

    メルセデスのW01は、ブラウンチームが2009年半ばから着手しており、すでにかなり開発が進んでいても意外ではない。ブラウンの2009年モデルと同様のフロント・ウィングとリア・ウィングを別にして、マシンは完全に新しく変更されない部分はないほどである。 ノーズは、一見ブラウンのBGP01に似ているように思えるが、非常に異なっている。先端部分は以前に比べフロント・ウィングよりかなり高くなっており、ノーズの上面はレッドブルRB5のVノーズ・コンセプトを採用している。ノーズの両側の縁はコックピット開口部から立ち上がっている。 ノーズの下面は、やはりRB5のように丸みを帯びているが、下部フロント・サスペンションは、小さいキールとともにシャシーと接続しているため、このマシンは事実上シングル・キールになっている。シングル・キールは2008年以来の登場である。 ドライバーのまわりは、サイドポッドの入口部分は

    メルセデスMGP W01、ヴァレンシアでの分析 : F1通信
  • トロ・ロッソSTR5、ヴァレンシアでの分析 : F1通信

    まだ完全に機能しているとはいえない小規模な技術チームが、STR4に加えられる変更はマイナーなものだろうと予想されたが、実際そうだった。 マシンのリアエンドとサイドポッドはほぼ同じである。マシンのディフューザも、2009年末にレッドブルRB5が使用してたのと同じバージョンである。 最も明確は変化は新しいノーズである。以前よりもシャープになっており、赤のペイントが増えたため、格好よく見える。テストが進むにつれ、チームはさらなるアップデートを導入する可能性が高く、コンセプトを完全に変えるのではなく進化させていくだろう。 -Source: F1 Technical -Diary: F1徒然日記 -Amazon: 2009 FIA F1世界選手権総集編 [DVD] +関連記事 2010年02月01日 トロ・ロッソ、STR5を発表

    トロ・ロッソSTR5、ヴァレンシアでの分析 : F1通信
  • フェラーリF10、ヴァレンシアでの分析 : F1通信

    長いマシンは、マシン周囲に滑らかな気流を持つ可能性など、いくつかのアドバンテージがある。マクラーレンは2009年長いホイールベースは無効であることを見出しているので、F10の長いホイールベースは興味深い理念である。燃料タンクが大きくなったので、フェラーリには選択の余地がなかったのかもしれない。 ノーズコーンは非常にとがっており、過去10年間のフェラーリのマシンとは異なっている。先端はフロント・ウィングよりも前にあり、F60よりもかなり高くなっている。上面は予想通り、レッドブルRB5のVノーズ・コンセプトを模倣しており、ノーズの外縁は中心部よりも高い。 ドライバー位置の周囲と背後では、部品はすべて進化型である。サイドポッドの冷却口、エアボックス、マシンのリアエンドはほとんど変わっていない。リア・サスペンションの部品の温度をやや低く維持できるよう、エンジン排気管は前寄りに移動している。 -So

    フェラーリF10、ヴァレンシアでの分析 : F1通信
  • F1ポイント・システム、タイヤ使用数: FIA公式プレスリリース : F1通信

    FIA公式プレスリリース F1委員会 2010年2月2日 1日に開催された非常に建設的かつ肯定的なF1委員会の会議を受け、F1関係者全員が、競技規約および技術規約のいくつかの改正に同意に達した。 提案は、承認を受けるため今後48時間以内にFIA世界モータースポーツ評議会に提出される。 2010年FIAフォーミュラワン・ワールドチャンピオンシップ ポイント・システム 「勝つためのレース」を奨励するため、ポイント・システムの調整が合意された。両タイトルのポイントは、以下の基準に従い各イベントで付与される。 1位: 25ポイント 2位: 18ポイント 3位: 15ポイント 4位: 12ポイント 5位: 10ポイント 6位: 8ポイント 7位: 6ポイント 8位: 4ポイント 9位: 2ポイント 10位:1ポイント タイヤの数と使用 各チームに割り当てられるドライウェザー・タイヤセット数は14から

    F1ポイント・システム、タイヤ使用数: FIA公式プレスリリース : F1通信
  • F1各チームの二層ディフューザ写真: ヴァレンシアテスト : F1通信

    ザウバー フェラーリ メルセデスGP メルセデスGP、マクラーレン ウィリアムズ +関連記事 2010年01月30日 フェラーリ、二層ディフューザ騒動の再発を予想

    F1各チームの二層ディフューザ写真: ヴァレンシアテスト : F1通信
  • 2010年のF1レース作戦はどのように変わるか : F1通信

    フェラーリの元ドライバー、エディ・アーバインが14日夕BBCラジオ5ライブで「忌まわしい」と切り捨てたエクレストンのアイデアは、2010年の給油禁止がレーシングに悪影響を与えるという彼の信念から生まれた提案のひとつである。 しかし必ずしもそうらないかもしれない。グランプリの様相は変わるが、作戦とその使い方は依然として重要な役割を果たすだろう。 2月1日に始まる冬期テストまであと2週間となり、チームはそれぞれの新マシンを急いで仕上げている。我々は今シーズンのレースを形づくる重要な要素を見てみよう。 燃費 チームにとって最初の大きな頭痛の種は、マシンに搭載するべき正確な燃料量を計算することだろう。 エンジニアは冬期テスト中に、異なる天候/トラックコンディションやエンジン設定における燃費を確認する時間が十分あるだろう。そして昨年のデータの多くを利用することができるので、これは問題にはならないだろ

    2010年のF1レース作戦はどのように変わるか : F1通信
  • F1の新しいシケイン? : F1通信

    "Planet-F1" は、マシンが毎周毎周つながって走るという退屈な行列モータースポーツ・レースを大改革するかもしれない「PF1ツール・ド・フランス」シケインを発表する。 観察眼の鋭いPlanet-F1の読者は、特集記事のライター、フランク・ホプキンソンが長年のツール・ド・フランスのファン、特に力強いランス・アームストロングとマン島ミサイル、マーク・カヴェンディッシュのファンであることにお気づきかもしれない。 前回のツールでフランクの目に留まったもののひとつに、選手がロータリーを通ってステージのフィニッシュに追い込む方法だった。レースの素晴らしい空撮カメラ画像は、ぺロトン<訳注:先頭集団>が二手に分かれて、多くのロータリーの両側を通って向こう側で合流するのを映し出している。 彼は「これをF1に応用したらどうだろう?」と考えた。確かにこれは行列レースを壊し、トゥルーリ・トレインを永遠に追放

    F1の新しいシケイン? : F1通信
  • F1ドライバー・ベスト50: バトン優勝後の最新版 : F1通信

    The 50 greatest Formula One drivers: updated after Button's title triumph その後、我々はジェンソンがワールドチャンピオンになるために必要なものをマシン以外はすべて持っていることに気づいた。このリストのドライバー、ファンジオからモス、スチュワートからハッキネンまでを見てほしい。彼らは全員、当時最高のマシンに乗っていたので、その才能をすべて示すことができた。一方バトンは、キャリアの大半でマシンの限界を受け入れざるを得なかった。 ロス・ブラウンがやっとバトンに速いマシンを与えると、いかにすべてが変わって見えることか。バトンはとうとうワールドチャンピオンシップ優勝という約束を果たし、これから何度も優勝するだろう。だからこそ、注目するべき新しいドライバーを考慮して、新しいベスト50のリストを更新したのだ。 14人の英国人ドライ

    F1ドライバー・ベスト50: バトン優勝後の最新版 : F1通信
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