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2009年2月18日のブックマーク (4件)

  • 吉本隆明: ひきこもれ!

    あるテレビ番組で、スーパーの店長だった人が一念発起して、ひきこもりがちな人にデート相手を派遣して外に引き出すボランティアを始めたというドキュメンタリーをやっていました。番組で、ボランティアの人とひきこもりの人が一緒に集まって話していて、話の内容自体はどうってことない雑談なんです。 ただ、その場の雰囲気が、どうも精神的に不健康というか、異常というか、なんとなく薄気味悪いものを感じた。こりゃ健康じゃないぜ、と思ったんですよ。 その元店長さん自身、引き出すことはいいことだと信じきっている様子で、怖い。ひきこもる人には様々な理由があるんだろうけれど、僕は外に出たくない人はひきこもらせてやったっていいじゃないかと思うし、当におかしくなっちゃったら、それは専門の医者の領分でしょう。素人さんの価値観で引き出すのが正義だと、そんな簡単なことなんだろうか。 僕みたいな物書きは一日中ひきこもってますよ。精神

    吉本隆明: ひきこもれ!
  • 村上春樹: 常に卵の側に

    ハアレツに発表されたエルサレム賞での村上春樹スピーチ(原稿なのか書き起こしかは不明)です。 彼の署名記事です。 原文は http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html 常に卵の側に 村上春樹 今日私はエルサレムに小説家、つまりプロの嘘つき(spinner of lies)としてやってきました。 もちろん、小説家だけが嘘をつく訳ではありません。すでに周知のように政治家も嘘をつきます。外交官や軍人は時と場合によって独自の嘘を口にします。車のセールスマンや肉屋、建築屋さんもそうですね。小説家とその他の人たちとの違いですけど、小説家は嘘をついても不道徳だと咎められることはありません。実際、大きい嘘ほど良いものとされます。巧みな嘘は皆さんや評論家たちに賞賛されるというわけです。 どうしてこんな事がまかり通っているかって? 答えを述べさせていただきます

    村上春樹: 常に卵の側に
  • 朝日社説 日米関係―首脳会談は組まれたが : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記

    今回の来日で、沖縄駐留海兵隊のグアム移転に関する合意を、国会承認が必要な条約にして調印した。これは、日が民主党政権になった場合でも拘束できるという効果をもつ。 忘れてはならないのは、グアムへの海兵隊の移転は、普天間飛行場の辺野古への移設が進むことが条件としてセットになっていることだ。肝心の沖縄の基地問題について、麻生政権には真剣に取り組む意欲が感じられない。地元との対話を促進しないことには、前に進めない問題だ。 これね、朝日は麻生政権に投げているけど、「地元との対話を促進しないことには」って沖縄に投げている点では朝日新聞も同じだよ。沖縄になぜ基地があるのかといえば、戦後ヤマトの独立とやらでヤマトの戦後という建前で米軍基地を米軍統治下ということで沖縄に移したということ。つまり、沖縄の米軍基地の大半はナイチからもってきたもの。そしてそれをそのままにしておけというのが朝日新聞の言う「地元との対

  • 芸術的すぎて何の映画か分からなくなってしまっているロシアやポーランドの映画ポスターいろいろ

    上の画像の2枚のポスター、何の映画か一目で分かりましたか?左はポーランド、右はロシアのものですが、2枚とも同じ映画のポスターです。 ヒント:ある非常に有名なシリーズの中の一作です。 詳細は以下から。Super Punch: Russian Star Wars posters Super Punch: Polish movie posters currently on sale at eBay これらはすべて1977年(日では1978年)に公開された「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のポスターです。以下4枚はソビエト連邦時代のロシアのもの。 ピンクフロイドのツアーのポスターと言われても納得してしまいそうな… ジャバ・ザ・ハット主演の「サタデー・ナイト・フィーバー」のようです。 宇宙とカウボーイ…「カウボーイビバップ」のポスターにも使えるかもしれません。 スタイリッシュ過ぎてス

    芸術的すぎて何の映画か分からなくなってしまっているロシアやポーランドの映画ポスターいろいろ