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2012年7月13日のブックマーク (7件)

  • 少子化問題その根源を問う(第6回)

    このブログで批判した「国家戦略室」のレポート「フロンティア分科会報告書(案)」で私が驚いたのは、少子化問題と闘う姿勢の欠如です。その一方で「女性の雇用による経済成長」は強く押し出しているので、このままでは家庭生活を軽視した企業の人事制度が放置されたままで、女性の社会進出だけが進行する、その結果として少子化が更に深刻化する危険があるように思います。 企業の人事制度が家庭や育児に悪影響を与えている、その最たるものは単身赴任制度でしょう。欧米でも中国圏でも見られないこの「反家庭、反育児」カルチャーの象徴というべき制度ですが、まず1980年代に格化した「クラシック」な方を整理しておくことにします。 この「クラシック」な単身赴任というのは、フルタイムで管理職もしくは管理職候補の男性が、専業主婦のと子供を残して一定期間だけ単身赴任するというものです。70年代までは転勤族といって、必ず家族を連れて赴

  • 文楽問題がピンと来ない方々へ ~橋下市政下で揺れる文楽~ - 劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録

    演劇、ダンスなどパフォーミングアーツを中心にフリーランスでライター、編集者をしている高橋彩子の備忘録的ブログです。 今、文楽が、拠地である大阪市で、揺れに揺れていることはご存知でしょうか? 文楽は大阪で育まれた歴史をもっていますが、実際には大阪行政の直属機関でも持ち物でもありません。 ただ、補助金を国のほか、大阪からもらっています。 ちょっとそのことを走り書きですが書こうと思います。きちんとした論考ではありませんので、あしからず。 ※私は文楽の関係者ではありません。ほとんどは自身が観客として見聞きしてきたこと、 あとはライターとして手順を踏んで調べたことを書いています。 なお、短いですが、先月、私が書いた『アエラ』の記事もお読みいただけたら嬉しいです。 ■文楽を巡る橋下市長の追及 そもそも、文楽公演を支えるのは(1)「文楽協会」、(2)「技芸員」、(3)「日芸術文化振興会」です。 (1

    文楽問題がピンと来ない方々へ ~橋下市政下で揺れる文楽~ - 劇場彷徨人・高橋彩子の備忘録
  • 日本酒好きは一度は行くべし! 日本酒に合う日本一のつまみを出すお店!?

    先日、日醸造協会さんでセミナーをさせていただいたのですが、そのときに講師特権で同日にあった小泉武夫先生の講演を聞くことができたのです。 小泉武夫先生と言えば、発酵系では知らぬ人のない有名人です。発酵系だけではないですけれども。作者の方は否定されておられるのですが、漫画「もやしもん」の樹教授のモデルと噂された方といえば、何となくわかる人も多いのじゃないでしょうか。 その小泉先生が講演中に「ここのお店が、日で一番日酒に合うおつまみを出してくれるお店!」と太鼓判を押したお店があります。そんなことを聞いたら、行くしかないじゃないですか! そのお店は東中野にある「しもみや」というお店です。お店の外観は、ちょっとこの日が電車が動かなくなるほどの台風だったので撮れませんでした。 というわけで、お通しから。うーん、美味しそう! 最初は奈良の篠峰というお酒からいただきました。夏凜という夏向けのお酒です

    日本酒好きは一度は行くべし! 日本酒に合う日本一のつまみを出すお店!?
  • エピソード - 視点・論点

    海の環境が大きく変わる中、漁業が大きく変貌しています。安定して魚介類を供給するため、安価に陸上養殖ができる「好適環境水」という技術の可能性について考えます。

    エピソード - 視点・論点
    poohmobil
    poohmobil 2012/07/13
    「著作権制度は、間違いなく重大な岐路に立っています。」
  • 教育委員に願うこと反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。先週は七夕でした。願いごとを書いた短冊がつるされた笹が、いろんなところに置かれてました。 きっと、日全国の教育委員会の笹には、こんな短冊がぶらさがっていたんでしょうね。 「いじめと自殺の因果関係がありませんように」 「いじめが道徳教育だけで自然と消えてなくなりますように」 「いじめ問題を学校現場が処理してくれますように。自分の任期中に教育委員までめんどくさいことがまわってきませんように」 「無事任期を終えて、引退後は山登りとガーデニングと絵手紙にいそしめますように」 いじめが発覚しても教育委員や校長がなにもしないのは、当人たちが無能なせいもあるけれど、学校教育法の問題もあるんです。学校教育法とその施行規則には、児童生徒に対して、体罰以外の懲戒を加えることができるとあります。その懲戒の例としてあげられてるのは、退学・停学・訓告です。ただし、小中学生に

  • タコじゃがトマト煮こみ | ばーさんがじーさんに作る食卓

    梅雨というにはずいぶんと気ままなお天気ぐあいで、九州のほうではまたたいへんな雨でした様子、お障りはございませんか、お伺い申し上げます。 降ったり止んだりで、空気が重くむし暑い日でした。こんな気候には、なんとか欲をかき立てて元気をつけるべく、フリーザーを探して冷凍しておいたタコを見つけました。 生タコのいいのというのはなかなか手に入らないので、いいのがあったときに「冷凍しときはったらよろし」とお魚やさんに教えてもらったとおり、塩でもんでよくぬめりをとり、洗い流してからすぐに冷凍しておきます。 うちではお刺身のようなべ方はなくて、とことん火を通すので、けっこう日をおいても自然解凍して使えるのが便利。茹でるときは、煮立ったお湯にしょうゆをほんの少したらしてタコを入れると、色よく上がると教わりました。 きょうのは、これもうちではお決まりメニューの「タコとジャガイモのトマト煮込み」(おおつきちひ

    タコじゃがトマト煮こみ | ばーさんがじーさんに作る食卓
  • “人形遣い”の器量は、分からないもので分かる:日経ビジネスオンライン

    この半年ほど、文楽協会と橋下徹大阪市長の間のやりとりをなんとなく観察していたのだが、事態は、どうやら、最終局面に到達しつつある。 違法ダウンロード刑罰化法案について、私が当欄に原稿を書いたのは、手遅れになってしまった後のことだった。この点について、私は、ちょっと後悔している。もう少し早い段階で、何かできることがあったのではなかろうか、と、そう思うと残念でならない。 なので、文楽については、状況が流動的なうちに、思うところを文章にしておきたい。 役に立つかどうかは分からないが、コラムの連載枠を与えられている人間は、せめて、人々に考える機会を提供するべく、できる限りの努力を払わねばならないはずだからだ。 橋下市長は、補助金をカットする決意をすでに固めているように見える。 報道によれば、文楽協会とその技芸員が、市長への非公開の面会を求める方針を固めたことについて、橋下市長は、以下のように反応して

    “人形遣い”の器量は、分からないもので分かる:日経ビジネスオンライン