タグ

2020年9月27日のブックマーク (4件)

  • 読書猿 著『独学大全』ダイヤモンド社より9/29刊行します

    『独学大全』というを書きました。 2020年9月29日、ダイヤモンド社から刊行します(電子書籍は10月21日配信予定です)。 タイトル:独学大全 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 著  者:読書猿 発  行:ダイヤモンド社 判  型:A5変型判 分  量:788ページ 価  格:2,800円+税 ISBN:9784478108536 発売予定:2020年9月29日(書籍) 2020年10月21日(電子書籍) 独学に必要と思われる、ほぼすべての技術を盛り込むために、自分が過去に書いたものを含めて、古典文献からSNS上での発言にいたるまで幅広く渉猟しました。 こうして集めた先人の知見を55の技法にまとめ、「何故学ぶのか」(動機付けと継続に関する技法)、「何を学ぶのか」(学習資源と資料を探し出し吟味する技法)、「どのように学ぶのか」(読み、記憶し、理解するための技法)の

    読書猿 著『独学大全』ダイヤモンド社より9/29刊行します
  • 「死にたい」と言うひとが考えていることと、あなたにできることと、できないこと。 - トイアンナのぐだぐだ

    物心ついてから23歳まで毎日死にたいと思っていました。それが止まったのは、たくさんの人の涙と治療があったから。それがなかったら、30歳になる前に死んでいました。 つらいことがあったときも、人ってある程度までは「とはいえこの苦痛も長くは続かないし」と前を向いていられるのです。 でも苦痛が重なると、どこかでプツンと音がして、視界がどんよりとします。 ご飯をべるのも、起きるのも、歯磨きさえも苦痛で、ただスマホでSNSを開くだけで、家族の声が聞こえるだけで、あるいは空気のキーンという音さえも自分を責めているように感じ、涙が止まらなくなるのです。 そして、どこかから「死んでもいいよ」という、かすかなさえずりが聞こえてきます。「死んでもいいよ」という声が聞こえると、とても楽になれるのです。 ああ、この真っ暗闇のトンネルの先にも光があったのか。あそこへ歩いていけばゴールできるのかと。正気じゃない。そう

    「死にたい」と言うひとが考えていることと、あなたにできることと、できないこと。 - トイアンナのぐだぐだ
  • 横光利一 純粋小説論

    もし文芸復興というべきことがあるものなら、純文学にして通俗小説、このこと以外に、文芸復興は絶対に有り得ない、と今も私は思っている。私がこのように書けば、文学について錬達(れんたつ)の人であるなら、もうこの上私の何事の附加なくとも、直ちに通じる筈(はず)の言葉である。しかし、私はこの言葉の誤解を少くするために、少し書いてみようと思う。 今の文壇の中から、真の純粋小説がもし起り得るとするなら、それは通俗小説の中から現れるであろうと、このように書いた達識の眼光を持っていた人物は、河上徹太郎氏である。次に通俗小説と純文芸とを何故に分けたのか、別(わ)けたのが間違いだと云った大通(だいつう)は、幸田露伴氏である。次に、もし日の代表作家を誰か一人あげよと外人から迫られたら、自分は菊池寛をあげると云った高邁(こうまい)な批評家は、小林秀雄氏である。今日の行き詰った純文学に於て以上のような名言が文学に何

  • 長島有里枝が自らを撮る理由。撮ることは、女性の人生を可視化すること

    She isの更新は停止しました。新たにリニューアルしたメディア「CINRA」をよろしくお願いいたします。 ※この画面を閉じることで、過去コンテンツは引き続きご覧いただけます。 1990年代から写真家として活動し、「わたしの身体はわたしのもの」という主張を、表現を通じて発信し、多くの女性たちに勇気を与えてきた長島有里枝さん。昨年出版された著書『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトヘ』では、1990年代にHIROMIXさんや蜷川実花さんらと共に「女の子写真」と称された新しい写真潮流に対し、大学院で学んだフェミニズム理論を駆使した「異議申し立て」を行いました。アート棚だけではなく、社会学やフェミニズムの棚にも並び、多くの女性の手に届いた同著。「写真」を通して長島さんが行う問題提起は、私たちが毎日の暮らしの中で当たり前だと思って飲み込んでしまっている違和感に置き換えられ、気づ

    長島有里枝が自らを撮る理由。撮ることは、女性の人生を可視化すること