レバノンの首都ベイルート南郊で、イスラエル軍の空爆を受けた建物(2024年9月28日撮影)。(c)Anwar AMRO / AFP 【9月29日 AFP】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ(Hezbollah)の最高指導者ハッサン・ナスララ(Hassan Nasrallah)師が27日、イスラエル軍の空爆で殺害された。一部主要国は、中東地域での全面戦争への懸念が高まる中、今後の情勢に及ぼす影響を懸念している。各国・機関の反応をまとめた。 ■イラン イラン学生通信(ISNA)によると、モハマド・レザ・アレフ(Mohammad Reza Aref)第1副大統領は、ナスララ師の死がイスラエルに「破滅をもたらす」と警告した。 最高指導者アリ・ハメネイ(Ali Khamenei)師は、5日間の喪に服すと発表した。 ■米国 ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、ナスララ師の殺害は「数千