オープンソースソフトウェア(OSS)の力はバザールモデルとして知られるコミュニティによる開発(Community Based Development)だと思う。 OSSの特徴としてフリーなライセンス(利用、変更、再配布の自由など)があげられる事が多いが、それはあくまで必要条件であって、十分条件ではない。ライセンスをフリーにしたからと言って、コミュニティが自然発生するとは限らない。商業ソフトウェアベンダは自社製品をプラットフォームとするために、あの手この手を使ってコミュニティを形成しようとするが、それには相当なコストと時間がかかる。 大雑把にソフトウェアを分類してみる。 最初のカテゴリは、プログラム。これは実行可能なソフトウェアで、趣味で作ったり学校の課題で作ったりする小規模なものとする。規模も小規模でせいぜい大きくても数千〜数万行程度のものである。おもちゃのプログラムに毛がはえた程度のもの
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